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何もしないが目的の何もないリゾート タヒチの何もしない休日

タヒチのティケハウ環礁にあるティケハウ・パールビーチリゾートは豪華でいながら自然が主役のリゾート。何もしないでだらだらするには、もってこいの地です。

古関 千恵子

執筆者:古関 千恵子

ビーチガイド

「何もしない」が目的の旅におすすめのリゾートをご紹介します。
タヒチのティケハウにあるティケハウ・パールビーチ・リゾート。タヒチのあちこちに展開している豪華ホテルチェーン、パールビーチ・リゾートの一員です。だから、ある程度ステキなリゾートライフが送れるだろうなぁという予想は付いていたのですが、実際行ってみて、ホント何もなさにびっくりしてしまいました。旅に出ると、あれしなくちゃ、これしなくちゃ、と慌しく過ごしてしまいがちですが、何もないとなるとノンビリするしかない。ぼーっと美しいラグーンを眺めて、パラパラと本のページを繰って、昼間からビール飲んで、お昼寝もし放題。自然に包まれて、癒されたいという方には、もってこいのリゾートかもしれません。


ティケハウは、ダイバーにお馴染みのランギロアのお隣、ツアモツ諸島の環礁です。タヒチ島からランギロア経由でアプローチします。飛行機から降り立った主島のトゥ・ヘラヘラは人口がおよそ200人程度。ヤシの木と、マガザン(よろず屋さん)と数軒の民家を見かけただけで、繁華街などは見当たりません。空が高くて、緑がキラキラしていて、こういう島に住んだら幸せだろうなぁ、そんな憧れを抱かせる島でした。



船で渡ったティケハウ・パールビーチ・リゾートは、伝統的なポリネシアスタイルのリゾートです。4ヘクタールの島にはビーチバンガロー14棟、水上バンガロー16棟のみ。デザインはほぼ一緒です。ビーチバンガロー泊でしたが、大満足でした。ウッドを多用した部屋はシンプルでナチュラル。ラグーンを眺めながら読書したり、友人とムダ話をしたり、思い返すと、一体何してたっけ? そうそうレストラン&バーでだらだらして、プールに浸かってホゲホゲして。結局、何もせずに過ごしました。あ、英気を養ったかな。

ダイビングは、トゥヘイアバ・パスがメイン。透明度がすこぶる高いです。壁に沿って潜るスタイルですが、それだけでジャンジャン大物が見られるのがスゴイ。魚の群れ(魚種は不明。魚にうとくてゴメンナサイ)があちこちで渦巻いていて、沖にはメジロザメらしきサメがウロウロと数匹見かけました。壁に色気はなかったのですが、魚の量が多く、ふむふむと納得してエキジットすると、「今日は透明度、悪くてごめんなさい」とガイドの一言。え、マジ。これで透明度が悪いのぉぉぉ!? ちなみに、この海域はダイビングの神様ジャック・イブ・クストーが魚影の濃さに驚いた場所です。


ま、やってみよっかと、参加してみたアクティビティのひとつが、バード・サンクチュアリのツアー。リゾートのある島から船で渡った島が鳥たちの楽園になっています。ガイドの後をついて歩くと、アジサシなどの鳥の巣やカニさんたちの家など、いろいろと見せてくれます。アジサシの赤ちゃんって、ふわふわした毛が超キュート。あまり近づくと親が怒るので、遠くから眺めるのですが、ウルウルとしたまん丸な目がかわいくて見入ってしまいます。たっぷりと鳥たちを眺めてリゾートへ戻りました。


ティケハウには、民宿も10軒ほどあるそうです。ツアーで手配するには、リゾート(ティケハウ・パールビーチ・リゾート)の方が確実かと思います。何にもしない休日、かなり贅沢な気分に浸れましたヨ。

ティケハウ・パールビーチ・リゾート
ビーチバンガローCFP38000
デラックスビーチバンガローCFP45000
ウォーターバンガローCFP52000
プレミアム・ウォターバンガローCFP60000
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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