コロール島から船で約5分。ウルクターブル島に登場した「ドルフィンズ・パシフィック」。ここはイルカに関する知識を身に付け、触れ合うことにより、理解を深める非営利団体の施設です。
同時に、イルカの特殊能力の研究、環境教育の教材としてイルカの飼育を行い、パラオ政府やパラオ文部省からも指示を得ている、アカデミックな施設でもあります。
スタッフには、代表の長野浩氏と、チーフトレーナーにバハマのユネクソ(UNEXSO)で長いキャリアを積んだマイク・W・シュルツ氏を中心に、パラオで唯一の獣医師などを含む13名。総面積は10万?、イルカの飼育施設としては世界一の広さです。自然を生かした施設にバンドウイルカ11頭が暮らしています。
初めての参加なら、「ドルフィンクローズエンカウンター」からスタート。これはイルカの生態や能力の説明を受けた後、浅い水深で直接イルカと触れ合います(1時間・13歳以上US$30)。泳ぐ必要がないので、老若男女が参加できます。
また、イルカと一緒に泳ぐ「ドルフィンスイム」(45分間・US$80・参加条件6歳以上)、一緒にダイビングをする「ドルフィン・ダイビング」(1時間・US$120・参加条件6歳以上のダイビングライセンス所有者)など5つのプログラムがあります。
申し込み方法はインターネット、または現地のNECOマリン脇にあるチケットセンター、現地旅行社やダイビングサービスにて。
問い合わせ
ドルフィンズ・パシフィック
TEL〈680〉488-8585
FAX〈680〉488-8586
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※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。