スペイン/スペインのグルメ・ワイン・レストラン

スペインであなたの好きなコーヒーを!

海外に行くと、何か欲しいものを注文するのに何と言ったら良いかわからずに、滞在期間中に同じものばかり頼んでしまったという経験はありませんか?今回はコーヒーについてご案内します。

執筆者:大槻 英樹

スペインのレストランなどで食事をすると、食後に「¿ Café?」(コーヒーはいかがですか?)と聞かれます。必要なければ「No gracias」(ノ グラシアス:いいえ、結構です)と断って問題ありません。でも、「食後にコーヒーは欠かせない!」という方も多いはず。そんな時にはやっぱり自分好みのコーヒーを飲みたいですよね?スペインではコーヒー豆の種類を選べるようなお店はほとんどないので、ミルクの割合で種類が分かれているくらいです。下記に案内しますので、自分の飲みたいものを頼んでくださいね。

飲み方やミルクの量によって変わる呼び方

コーヒー
好みのコーヒーでおいしいひとときを
Café solo(カフェ・ソロ:ブラック)……コーヒーそのもの。大人なあなたに。
Café exprés(カフェ・エクスプレス:エスプレッソ)……食事の後にはやっぱり苦いものという方もいますよね?
Café americano(カフェ・アメリカーノ:アメリカン)……日本でもおなじみのアメリカンコーヒー。
Café cortado(カフェ・コルタード:少しミルクの入ったコーヒー)……ちょっとだけミルクを入れて欲しい時にはコレ。
Café con leche(カフェ・コン・レチェ:カフェオレ)……甘いコーヒーが飲みたい時にはミルクコーヒーを。
Café clarito(カフェ・クラリート:ミルクがたくさん入ったコーヒー)……これはコーヒー牛乳みたいなもの。ちなみに私はコーヒーが苦手なので、これが一番好きです。
Café descafeinado(カフェ・デスカフェイナード:カフェイン抜きのコーヒー)……胃が痛い時や夜寝る前など刺激を避けたい時に。
Café con hielo(カフェ・コン・イエロ:アイスコーヒー)……暑い時には冷たいコーヒーですね。スペインの場合、ホットコーヒーと氷入りのグラスが出てきます。好みに合わせて砂糖を入れた後に、自分でコーヒーをグラスに移してアイスコーヒーを作ります。

スペインに糖尿病の人は多い!?

スペインの人たちはコーヒーにたっぷりと砂糖を入れます。甘党の人が多いのかもしれませんね。スペインの人口は約4,400万人ですが、そのうち約600万人が糖尿病だそうです。7~8人に1人の割合ということになりますが、それも納得できるような気が……。それはさておき、みなさん、おいしい食事の後や観光の合間のひとときには、自分の好みのコーヒーを楽しんでくださいね。


【関連リンク】
スペイン料理/各地グルメ/バル
コーヒーの愉しみ方
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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