公衆電話の使い方
街のあちこちに公衆電話があります。 |
公衆電話はテレフォンカードやクレジットカードが使用できる青色のものと硬貨専用の緑色のものの2種類があります。公衆電話では2、5、10、20、50セントと1、2ユーロ硬貨の使用が可能です。万が一、小銭の持ち合わせがない場合には、主要都市にある中央電話局(Telefonica) の電話ブース(Locutorio) は、通話料金が後払いできるので便利です。
また、日本と同じようにテレフォンカードの使用も可能で、カードは路上で雑誌などを販売しているキオスコ(Kiosco)やタバコや切手などを売っているエスタンコ(Estanco)と呼ばれるタバコ屋で販売されています。通常、売られているものは6ユーロと10ユーロのものです。1ユーロなど大きな金額の硬貨で少しだけ通話をしてもおつりは出てこないので、何度も電話をする予定がある場合はテレフォンカードが便利です。
国際電話のかけ方
国際電話をかける場合は、十分な硬貨を用意しましょう。ダイヤル通話の場合、まず始めに国際電話の認識番号の00をダイヤルします。そして発信音を確認したら、日本の国別番号である 81をダイヤルして、次に市街局番の0を除いた番号(東京なら3)と相手の番号の順にダイヤルします。日本への通話料は1分間で1.2ユーロです。例:
03-1234-5678にかける場合は
00 81 3 1234 5678となります。
ホテルの客室内にある電話からも通話は可能です。その場合はまず外線番号(ホテルによっても異なりますが多くの場合は0)をダイヤルし、その後は公衆電話からかける場合と同様です。ただしホテルからの通話の場合は、通話料以外に手数料がかかることがあるので、事前に確認されることをお勧めします。
うまく電話をかけられるか心配な方はKDDIなど各通信会社が提供している日本語のオペレーターを通す方法や日本語ガイダンスによるダイヤル通話などもあります。オペレーターを通す場合はクレジットカード払いかコレクトコールになります。また日本語ガイダンスの場合は、クレジットカードか各会社のプリペイドカードで料金を支払い、コレクトコールができますが、公衆電話からの利用はできませんので、ご注意ください。
また日本からスペインへかける場合は、国際通話認識番号(001や0033など利用通信会社によって異なります)の後にスペインの国番号34+市外局番+相手先の電話番号と続けてダイヤルします。
みなさんの旅行中にはご家族の方はきっと心配されていると思います。せめてスペイン到着時だけでも、元気な声で安心させてあげてくださいね。
電話サービス
091 警察(日本の110番
061 緊急医療相談
112 エマージェンシーコール
1003 番号案内
【関連リンク】
スペイン基本情報