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Netflix『今際の国のアリス』シーズン3を徹底解剖!佐藤信介監督が「撮影の裏側」をネタバレありで語る(2ページ目)

Netflixシリーズ『今際の国のアリス』シーズン3について、ドラマの詳細をお届けするとともに、佐藤信介監督のインタビューも公開。ネタバレありで『今際の国のアリス』の魅力を大公開します! © 麻生羽呂・小学館/ROBOT 

斎藤 香

斎藤 香

映画 ガイド

フリーランスライター。芸能誌、映画誌の編集者を経て、現在、映画を中心にWEB、紙媒体などで取材執筆活動中。インタビュー経験も多数あり。

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注目ポイント1:シリーズ初のオリジナルストーリー

麻生羽呂の同名原作コミックの内容はシーズン1、2で完結しており、シーズン3は完全オリジナルストーリー。佐藤信介監督は、シーズン2を撮影しているときに、すでにシーズン3の構想を練っていたようです。
『今際の国のアリス」シーズン3

© 麻生羽呂・小学館/ROBOT 

原作コミックに登場するげぇむの中で、シーズン1、2に登場しなかったげぇむをシーズン3に取り入れているところもポイント。原作に敬意をはらい、シーズン1、2の世界観を失わずに、新たに作り上げたげぇむ、そして物語なのです。

注目ポイント2:アリスとウサギは別行動

「今際の国のアリス」シーズン3

© 麻生羽呂・小学館/ROBOT 

シーズン1で出会い、シーズン2で協力して戦い、げぇむに勝利したアリスとウサギ。しかし、シーズン3での2人は別行動。アリスとウサギが再会できるのはエピソード4のげぇむ「暴走電車」。それぞれが乗った電車がすれ違いますが、すぐに引き離されてしまい、ファイナルゲームまで、それぞれが別チームを組んで、げぇむに挑戦していく新展開です。

注目ポイント3:善か悪か……リュウジという男

シーズン3の最重要人物はリュウジ。生と死の境界線を研究し続けてきた彼は、隕石落下事故の被災者であるアリスとウサギの臨死体験に強い興味を抱きます。そして、父の死から逃れられないウサギの心の闇を利用して「今際の国」へ入り込むことに成功。実はその裏で、彼はバンダと恐ろしい契約を交わしていたのです。

注目ポイント4:ウサギがわが子とともに戦う

「今際の国」でウサギは、自身の妊娠を知ることになります。ファイナルステージではウサギのおなかにいる子も参加人数にカウントされ、この子の存在が、最後の選択で大きな意味を持つことに。

>次ページ:シーズン3のげぇむはコレだ!
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