お祝い・ギフト/おすすめギフト

江戸絵切子で桜を惜しみ、季節を愛でる

あっという間に散り行く、日本の桜は美しく名残り惜しいと感じる方がほとんど。その美しい姿を江戸切子に彫り映したガラス器があれば、初夏も涼しく眺めていられます。ご自分用に、また贈り物にいかがですか?

執筆者:冨田 いずみ

美しい桜をとじ込めた絵切子の酒器


江戸切子グラス(赤)
斉藤司郎作 江戸切子グラス 桜模様 金赤 ¥42,000(税込) 口径8.4×高さ8.9cm
1920年東京の本所に生まれた、斉藤司郎氏は、1937年日本画家・加藤東山の門に入り、その後友禅画家・更科輝峰の元で江戸友禅を習得。1947年よりガラス切子加工業を始め75年までは、その優れた技法を継承する職人として生産に務め、主に日本橋三越・都内百貨店において、その製品は販売されました。

そして76年頃より、従来の切子様式に飽き足らず、自身が学んだ日本画の感性をガラス工芸に生かさんと、絵模様切子の研究を始め、「絵切子」を完成させるに至ります。月に多くて10~15個しか作られない、たいへん精緻な手作業を要する希少な作品です。


江戸切子グラス(青)
斉藤司郎作 江戸切子グラス 桜模様 ルリ ¥42,000(税込) 口径8.4×高さ8.9cm
氏の手によれば、美しく儚い桜もそのままにガラスに映し描かれ、これからの初夏にとどまらず、一生その綺麗な姿を側に眺めて暮らすことが出来ます。ご自分のお手元に一ついかがでしょう。お花見を一緒に出来なかった大切な方への贈り物に、また外国からお見えになったお客様へのお土産としても、たいへん喜ばれるギフトとなるでしょう。

次のページは、大友健司作・うさぎ柄と山田真照作・藤模様の絵切子をご紹介。
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