一方、ドイツのプロサッカーリーグ「ブンデスリーガ」には日本人選手が約20人在籍しており、試合観戦やスタジアム見学を目的にドイツを訪れるファンも少なくありません。さまざまなジャンルで世界の一流を現地で体験できるのも、ドイツならではの魅力です。
「FCバイエルン・ミュンヘン」ファン憧れのスタジアムツアー
ドイツのプロサッカーリーグ「ブンデスリーガ」には、世界的なスター選手や日本代表選手も多く在籍しており、観客動員数は世界一。シーズンは8月中旬から翌年5月までです。
海外サッカーの強豪「FCバイエルン・ミュンヘン」の本拠地アリアンツ・アレーナ
ツアーはドイツ語または英語で行われており、混雑時には10~15分ごとに出発するほどの人気です。まず、2階のコンコースを歩き、スタンドに座ってガイドの説明を聞きます。

FCバイエルン・ミュンヘンのアリーナ見学ツアー

アリーナ見学ツアーではピッチレベルに入ることもできる

FCバイエルン・ミュンヘンの博物館はトロフィーなどが展示されている
■FCバイエルン・ミュンヘン/アリアンツ・アレーナ
住所:Franz-Beckenbauer-Platz 5, 80939 München, Germany
営業時間:9時~18時(博物館とオフィシャルストアは10時~)
料金:ツアー+博物館25ユーロ、博物館12ユーロなど
アクセス:「Marienplaz」(マリエン広場)駅から地下鉄「U6」で「Fröttmaning」駅下車、徒歩約15分
BMWの無料「巨大ショールーム」で最新モデルを体験
世界的に有名な自動車メーカー「BMW」の本社はミュンヘンにあります。4本の円筒形のビルは自動車のシリンダーがモチーフで、「4気筒ビル」とも呼ばれています。
BMW本社(左)とBMW博物館はオリンピック公園に隣接

BMWの巨大ショールーム「BMW Welt」

BMWの最新車種のほかモータースポーツ活動なども展示する

連結ブリッジとBMW Welt、そして奥のオリンピック塔(高さ約290m)はドイツ一の高さ
■BMW Welt
住所:Am Olympiapark 1, 80809 München, Germany
営業時間:7時30分~24時(日曜9時~)
休業日:基本無休(BMW博物館は月曜日)
料金:無料
アクセス:地下鉄「U3」で「Olympiazentrum」(オリンピック公園)駅、下車すぐ
ミュンヘン「空港」ツアーと海外の飛行機スポッター集う場所
ミュンヘン空港では、空港敷地内を巡るバスツアーがおすすめです。フランクフルトに次ぐドイツ第2の国際空港で、発着便数も多く見応えがあります。
ミュンヘン空港のバスツアー。車内から間近で飛行機を見学
駐機中の飛行機のそばを通り過ぎたり、停車してじっくり眺めたりと、日本ではなかなかできない貴重な体験が続きます。

ツアー受付があるビジターセンターは空港から鉄道で1駅
総2階建ての超大型機であるフランス・エアバス社「A380」型機などを、バスの車窓から間近で見ることができ、その大きさに圧倒されます。

ビジターセンター隣接の展望台。飛行機ファンからは「ピラミッド」とも呼ばれる
ミュンヘン空港第2ターミナルにも展望デッキはありますが、ガラス越しになります。遮るものがないこの展望台のほうが見晴らしがよく、飛行機の撮影を目的に世界中からファンが訪れます。

展望台からの眺め。駐機場や奥に滑走路も見え、飛行機の離発着を眺めることもできる
■Munich Airport tours
住所:Nordallee 7, 85356, München-Flughafen, Germany(Visitors Park)
料金:大人12ユーロ、5~18歳・学生・65歳以上など7ユーロ、5歳未満無料
アクセス:ミュンヘン空港から近郊電車「S1」「S8」で1駅の「Flughafen München Besucherpark」駅下車、徒歩約15分
「リバーサーフィン」発祥の地、ビールやグルメも充実
その他、飛行機や機関車など、自然科学や科学技術に関する展示面積が世界最大規模を誇る「Deutsches Museum(ドイツ博物館)」があるほか、川で楽しむ「リバーサーフィン」も、実はミュンヘンが発祥の地です。
ミュンヘン中心部のアイスバッハ川ではリバーサーフィンが名物

ミュンヘンのマリエン広場にある新市庁舎。仕掛け時計が有名
<参考>
ドイツ観光局
4travel.jp