現在48歳の筆者も40歳前後でこの悩みに直面しましたが、試行錯誤を繰り返し、今の自分にベストなメイクを見つけることができました。
今回は、ベースメイクで老けて見えるのを回避するための「化粧下地とファンデーションの組み合わせ方」を紹介します。
化粧下地は大きく2種類
化粧下地は、大きく2種類に分けられます。ひとつは、黒子のような下地。もうひとつは、主役級下地です。<黒子下地の特徴は?>
目を見張るようなカバー力や肌色補正効果はなく、単品使いしてもファンデーションを塗ったときのような大きな変化はありません。黒子に徹してファンデーションのノリやモチをよくし、ベースメイクの仕上がりを底上げするのが特徴です。
<主役級下地の特徴は?>
くすみや毛穴、色ムラをカバーし、ワントーン明るい肌に仕上がるなどカバー力や肌色補正効果に優れています。ファンデーションを使わなくても、コンシーラーとフェイスパウダーを使えば美肌を演出できるのが特徴です。
カバー力や肌色補正効果は製品によって違いがありますが、どちらに該当するか分類してファンデーションとの組み合わせを考えると、ベストな組み合わせにたどり着くことができますよ。
組み合わせのカギを握るのは「抜け感」!
下地とファンデーションは、カバー力が高いもの同士を組み合わせると作り込み過ぎた印象を与え、老けて見えがち。程よい抜け感を作るのが若見えのカギです。ここからは、以下の4つの商品を組み合わせた結果を見ていきましょう。使用する製品
<黒子下地> 化粧水の後に使用する、ピンク色の日中用乳液。下地機能も備え、保湿ケアやエイジングケアをかなえてくれます。軽やかなテクスチャーで伸びがよく、血色感を与えながらナチュラルにトーンアップ。ツヤ肌に仕上がります。DATA
エリクシール デーケアレボリューション トーンアップ SP+ aa
全5種
UVカット:SPF50+/PA++++
容量:35g
価格:税込3410円
<主役級下地> 多色偏光パールがくすみをカバーし、毛穴レスな明るい肌に仕上げる下地。高さを強調したい部分には光を集めて輝きを出し、影を作りたい部分はより沈ませることで立体感が出ます。コンシーラーとフェイスパウダーを重ねるだけで完成度の高い美肌を演出できます。
DATA
チャコット シェイピングプライマー
全2色:001 ライトベージュ(画像製品)、002 ベージュ
UVカット:SPF50+/PA+++
容量:25g
価格:税込2200円
<素肌を底上げしたような美肌を演出するファンデーション(ファンデA)> 自然な立体感と血色感を出しながら、光をまとったかのようなツヤ肌に仕上がるリキッドファンデーション。程よいカバー力とツヤの相乗効果で、素肌や骨格が美しい人を連想させる美肌に仕上がります。化粧モチがよく保湿力も高いので、季節を問わず使いやすいのも魅力です。
DATA
インウイ リキッドファンデーション
全5色:00、01(画像製品)、02、03、04
UVカット:SPF50+/PA++++
容量:30mL
価格:税込9350円
<隙のない美肌を演出するファンデーション(ファンデB)> 厚塗り感はないのに、毛穴やくすみなどの肌悩みを自然にカモフラージュして隙のない美肌に仕上げるクッションファンデーション。保湿力が高く、肌荒れを防止する効果が期待できる成分を配合しており、スキンケア効果の高さも魅力です。化粧モチもよく、セミマットな美しい仕上がりをキープします。
DATA
wakemake(ウェイクメイク) シームレスウェアクッション
全4色:21N バニラ、22N ニュートラル、22P ロージーニュートラル(画像製品)、23 ベージュ
UVカット:SPF50+/PA+++
容量:15g
価格:税込2970円
組み合わせた結果
(1)エリクシール(黒子下地)を使用 (2)チャコット(主役級下地)を使用 仕上がり画像を比較すると、下地とファンデーションの組み合わせで肌の印象が大きく変わるのが伝わるのではないでしょうか。下地とファンデーションは同じブランドでそろえるというのもひとつの手です。しかし、カバー力や肌色補正効果に注目し、抜け感を意識して組み合わせることで、若々しく自分好みのベースメイクが完成することもあります。ぜひこの機会に、下地とファンデーションの組み合わせ方を見直してみてはいかがでしょうか。