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Snow Man渡辺翔太の主演作、マーベル新作など華やかな夏映画がドンとそろった!【7月の超厳選映画5選】

夏映画はハリウッドの大作と人気のホラーと美しい青春映画を楽しもう!というわけで、映画ライターの筆者が厳選した5作品をご紹介します! ※画像:(C)2025「事故物件ゾク 恐い間取り」製作委員会

斎藤 香

斎藤 香

映画 ガイド

フリーランスライター。芸能誌、映画誌の編集者を経て、現在、映画を中心にWEB、紙媒体などで取材執筆活動中。インタビュー経験も多数あり。

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映画ライターの筆者がその月のおすすめ映画を紹介する【7月の超厳選映画5選】。暑い夏にぴったりの作品がそろいましたよ。早速紹介していきましょう!
<目次>

1:『ババンババンバンバンパイア』2025年7月4日公開

「ババンババンバンバンパイア」

(C)2025「ババンババンバンバンパイア」製作委員会 (C)奥嶋ひろまさ(秋田書店)2022

奥嶋ひろまさの同名漫画の実写映画化。『国宝』の大ヒットで国民的俳優になりつつある吉沢亮が、『国宝』とは全く異なる爆笑コメディーで、バンバイア役を怪演しています。

銭湯で働く森蘭丸(吉沢亮)は450歳のバンパイア。ターゲットはこの家の息子・李仁(板垣李光人)。彼が18歳になったらピュアな血をいただくことを楽しみにしつつ、彼が恋人を作らないように見張る毎日。そんな中、彼がクラスメイトの女子(原菜乃華)に恋をした。その彼女はなんと蘭丸に恋をしてしまい、いびつな三角関係が始まってしまうのです。

吉沢亮の芝居の振り幅にびっくり。もともとうまい俳優だと思ってはいたけれど、歌舞伎役者からバンパイアまでなんでもできるんだなと、ひたすら感心しつつ、笑いっぱなし! バンパイア吉沢亮、ハマり役すぎて、本作のシリーズ化をお願いしたいくらいです。

監督:浜崎慎治

2:『この夏の星を見る』2025年7月4日公開

「この夏の星を見る」

(C)2025「この夏の星を見る」製作委員会

辻村深月の同名原作小説を実写映画化した、天文部の学生たちのひと夏の青春をつづった爽やかで美しい感動作。

2020年コロナ禍。茨城県の砂浦第三高校天文部の亜紗(桜田ひより)は、東京、茨城、長崎の五島の天文部の学生たちと共に、手作りの望遠鏡で星を早く見つけることを競う「スターキャッチコンテスト」をオンラインで行おうとするのです。

天文部の学生たちは、みんなそれぞれ窮屈な思いや悩みを抱えつつも、「星を見る」ことでつながり、目的のためにまい進する姿が美しく頼もしい。“一生懸命”が輝いているんですよ! 若い俳優たちがみんな素晴らしく、個人的には2025年ナンバー1の青春映画かも。「スターキャッチコンテスト」のシーンは圧巻です。

監督:山元環

3:『スーパーマン』2025年7月11日公開

「スーパーマン」

(C) & TM DC (C) 2025 WBEI

大ヒット作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のジェームズ・ガン監督が手掛けた『スーパーマン』。地球を守るヒーローとしての姿をガン監督らしさ全開で描き切った作品です。

大手メディア「デイリー・プラネット」で働く記者クラーク・ケント(デイビッド・コレンスウェット)の正体は地球を守るスーパーマン。そんな彼を地球の脅威と決めつけ、攻撃してくるレックス・ルーサー(ニコラス・ホルト)。次々と攻撃の手を緩めないレックスにスーパーマンは危機の連続で窮地に立たされるのです。

クールでド派手なアクションシーンの中でもユーモアを忘れないガン監督の魅力がちりばめられた一作。自分はすごい頭脳の持ち主だと豪語するビッグマウスのレックス・ルーサーの“争わないと気が済まない性格”や突然の攻撃など、今も世界のどこかで起こっている戦争を想起させる一面も。スーパーマンの相棒の犬・クリプトが優秀かつかわいくて、本作の癒やしになっています。

監督:ジェームズ・ガン

4:『事故物件ゾク 恐い間取り』2025年7月25日公開

事故物件ゾク恐い間取り

(C)2025「事故物件ゾク 恐い間取り」製作委員会

Snow Manの渡辺翔太が主演するホラー映画『事故物件ゾク 恐い間取り』は、亀梨和也の主演でヒットした前作『事故物件 恐い間取り』の第2弾。渡辺翔太は事故物件でどんな恐ろしい目に遭うのか? 夏にぴったりのゾクゾクするホラー映画です。

芸能界に憧れて福岡から上京した桑田ヤヒロ(渡辺翔太)は、事故物件で暮らすタレントに。しかし、彼は人一倍取り憑かれやすいタイプで次々と恐ろしい目に。そんな中、俳優に憧れる花鈴(畑芽育)に撮影で出会うのですが……。

個人的に渡辺翔太はとても人がよい印象があるので、霊が次々と彼に集まってしまうのも分かるという感じ。

恐いだけでなく、ちょっとしたユーモアも忍ばせて楽しませる演出力はさすが日本のキングオブホラー・中田秀夫監督! 渡辺も天然なヤヒロを違和感なく演じ、ヒロインの畑芽育も霊に翻弄される新人俳優を好演。吉田鋼太郎、シソンヌのじろうなどキャスティングも楽しい夏の快作です。

監督:中田秀夫

5:『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』2025年7月25日公開

ファンタスティック4

(C)2025 20th Century Studios / (C) and TM 2025 MARVEL.

最新マーベル映画『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』が日米同時公開されます。マーベルの原点であり、チームで戦うというマーベルの礎を描いたヒーローチームの活躍を描きます。

宇宙のミッションを終えた4人は特殊能力を備えて地球に帰還。しかし、チームリーダーで天才科学者のリードのある行動がきっかけで、惑星を食い尽くす規格外の敵“宇宙神ギャラクタス”の脅威が地球に迫る! さあ、どうするファンタスティック4!

ミスター・ファンタスティックのリード(ペドロ・パスカル)は体がゴムのように伸びる力、リードの妻のインビジブル・ウーマンのスー(ヴァネッサ・カービー)は透明になれる力、スーの弟でチームのムードメイカーのジョニー(ジョセフ・クイン)は炎を操り高速で飛ぶ力、リードの親友ザ・シング(エボン・モス=バクラック)は、強固な体と怪力の持ち主と、それぞれの力を駆使して地球を滅ぼそうとする悪に立ち向かう。

ユーモアや人間らしさもある4人なので親近感あるヒーローかも。レトロなビジュアルはおしゃれ感もあり!

監督:マット・シャクマン
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