超小型化で、プロジェクターがブームに!

CEATEC2008で人気だった、docomoのプロジェクター内蔵携帯電話のデモ。 上1/3が投射映像。

ここ最近、プロジェクターを内蔵した携帯電話や、ポケットに入る、超小型プロジェクターの試作機が発表され、注目を集めています。

なぜ急に、小型化が可能になったのでしょうか? その理由の一つとして、LED(発光ダイオード)の発光効率が進み、プロジェクターの光源として、実用レベルに達した事が挙げられます。 

従来のプロジェクターは、光源ランプとして、高圧水銀ランプを使用するのが一般的でしたが、それに対し、LEDは、消費電力や発熱が少なく、小型化に適した性質を備えています。 さらに、光源が温まるまでの待ち時間や、使用後のクールダウンが不要と扱い易く、寿命が安定して長いなど、多くのメリットが有るのです。

プロジェクターに携帯性が加わる事で、いつでもどこでも大画面が利用できれば、会議やプレゼンだけでなく、AVライフも大きく変るはずです。

今回は、そんな注目の超小型LEDプロジェクターの中から、いち早く製品化され、今すぐ手に入る、「サイテック」の「VLP-100」をレビューします!

 

まずはVLP-100の概要 ~本当に「手のひら」サイズ!~

VLP-100を、手のひらに載せるとこんな感じ。

まず手にとって驚くのは、本当に手のひらに載ってしまうコンパクトさに加え、予想外の軽さ! プロジェクター本体にスピーカーを内蔵し、付属品の電源アダプターを足しても、800グラム程度と、モバイルパソコン並に軽快です。

映像と音声は、付属の変換プラグを使って、一般的なAVケーブル(コンポジット映像+ステレオ音声/RCAx3)が接続できます。 解像度はQVGA(320x240画素/アスペクト比4:3)と、従来の一般的なプロジェクターよりは低く、RGB入力も無いので、実質、パソコンのモニターとしての利用は困難です。 

総じて、手軽に、ビデオゲーム、テレビ、DVD映像などを、大きく映したい・・・というニーズに適しているでしょう。

価格は、実売で34,800円と、従来の高圧水銀ランプを使用するプロジェクターに比べ、3割~5割安といった所ですが、安いと考えるか、高いと考えるかは、個人が必要とする画質や用途によって、意見が分かれそうです。

 

次のページでは、肝心の画質についてレポートします!