液晶テレビ「AQUOS」を、PCで操作する!
パソコンでテレビの操作が出来る! |
シャープの液晶テレビ「AQUOS」は、ファミリー用として抜群の知名度と人気を誇っていますが、実は、入出力端子が豊富で、マニアやプロにも好評です。 中でも、他社の製品に比べて珍しいのが「RS-232」という、データ通信用の端子。 ガイド鴻池が調べたところ、20型クラスから標準的に搭載しているのは驚きました。
この端子を利用すると、リモコンに頼らず、柔軟で確実な遠隔操作が可能となるので、様々な業務用システムに、テレビを組み込む際に重宝されます。
家庭でも、テレビをホームシアターやホームオートメーションシステムなどの一部として連携操作させる際、インストーラー(施工業者)が利用する場合が有ります。
AV機器のコントロールと言えば、HDMIの時代ですし、ユーザーが扱うにはちょっと難しい「RS-232」ですが、逆に、少し手間をかければ、お手持ちのパソコンでテレビの操作が可能になると聞けば、何だか楽しそうに思いませんか?
ビジネスのプレゼンで利用するも良し、家庭でリモコン替わりに使うも良し、用途はアイデア次第で無限に広がります! 今回は、パソコンで、「RS-232」経由し、「AQUOS」を操作する方法を、具体的にご紹介します!
RS-232端子は何処に? あなたのAQUOSを確認
RS-232端子を探そう! |
まず、テレビの背面や側面に、写真のような端子が有るか確認してください。 パソコン映像入力用のD-subに似ていますので、間違わないように注意してください。 RS-232端子が見つかったら、取扱説明書で端子の位置、働き、注意事項などを一通り確認しましょう。
尚、説明書には、「パソコンに詳しいかたのみ利用してください・・・」との記述があるはずです。 本来、このRS-232は、他の端子とは事なり、一般ユーザーの利用を前提としていないようで、動作しない時のサポートや、誤った使用による故障は保証対象外という意味合いも含んでいるのでしょう。