最新の遮音性能がもたらす、リスニング革命
付属の「ソフト・フォーム・イヤパッド」(左)と、「イヤーウィスパー・サイレンシア」(右) |
カナル型は、耳の穴にスッポリ入れる「耳栓」のような装着方法と、遮音性能の高さが特徴です。
SEシリーズでは、従来の「フォーム・イヤパッド」よりも、更に柔らかい「ソフト・フォーム・イヤパッド」が付属し、遮音性能の向上と、装着時の違和感低減が実感できます。
その感覚は、ガイド鴻池の知る限り、かの有名な耳栓、「イヤーウィスパー」の進化版である、「イヤーウィスパー・サイレンシア」に似ています。
遮音性能がより高くなった事で、新しい用途も見えて来ました。
外出時はもちろん、在宅時も、同居者の生活騒音から解放され、「リラックス」と「安定したリスニング環境」が得られるので、イヤホンを「ホームオーディオ」として使うのも良さそうです。
実用面では、周囲の雑音を遮断してくれますので、音量を小さく保て、以前から問題となっている、ヘッドフォンの長時間使用(大音量)による「難聴」を予防する効果が期待できます。
また、「遮音+小音量」より、「シャカシャカ」といった音漏れで、周囲に不快な思いをさせる心配も皆無です。
聴こえ過ぎ? 音源に注意!
心臓の鼓動が聞こえるほどの遮音性で、音源がありのままに聞こえます。
iPodに接続してみると、普通のイヤホンでは聞こえない、iPodが放つノイズが、手に取るように聞こえました。
また、録音状態の良くないポップス系の音楽は、出だしの0.5秒くらいで、レンジの狭さや、音の潰れが分かってしまいます。
つまり、遮音性が高くなると、微少な音が聞き取れるようになり、機器や音源の「粗」も感じ易くなるので、出来るだけ高品位な機器と組み合わせ、優秀録音版のCDを、ロスレスで収録するなど、充分な配慮をしたいものです。