まとめ: 結局どう考えれば良いのか
■ケーブルは手軽で便利。 でも意外と高くつくケースも:
ケーブルは、インターネットおよびIP電話も併せて加入可能なケースが増えています。 これらにまとめて加入、支払いが一本化出来る魅力はありますが、費用は割高になる傾向があります。 自身の環境や目的に応じて比較検討しましょう。
トランスモジュレーション方式は、テレビや録画機にデジタルチューナーが非内蔵でも良いので、昔から使っているブラウン管テレビでも、各種デジタル放送が楽しめます。 ただし、基本として、テレビや録画機1台に対し、STBが一台必要となるので、テレビが4台有る家庭では、STBを3台追加レンタルする必要が生じ、2,000x3=6,000円/月の追加出費が必要となります。 テレビや録画機を多数保有するご家庭は注意が必要です。
■録画派には、難点の多いケーブル:
トランスモジュレーション方式で録画する場合、録画機は、STBから外部入力として録画する事になるので、接続や予約操作が複雑になりがちです。
特に、録画機の2番組同時録画など、便利な機能が使えないケースが多いので、注意が必要です。
ケーブルテレビ会社によっては、録画機能付きSTBも用意していますが、毎月のレンタル料が発生し、また機種も選べません。
■地デジ パス・スルーは実用的:
リビングにSTBを1台設置して、BS/CS他、ケーブルならではの豊富なチャンネル/番組を楽しめる上、寝室や書斎などのプライベートルームでも、地上デジタル対応テレビを用意すれば、STBの追加無しに、地上デジタル放送が楽しめます。
BSパススルーも2007年10月に法律が施行され、今後拡大が期待できます。
* BSパススルーが可能かどうかは、加入されるケーブルテレビ運営会社に確認が必要。
■AVファンなら、戸別にアンテナ設置を:
戸別にアンテナを設置すると、初期費用は結構かさみますが、テレビや録画機を何台使用しても、月々の支払いは、戸別の視聴料のみで済みます。
地上デジタル、BS/CSデジタルチューナーを内蔵したテレビや録画機をご利用の場合、費用、機器選択の自由度などの面からも、戸別にアンテナを設置するのが得策と言えます。
勿論、電波の届きにくい難視聴地域では、ケーブルテレビの力を借りましょう。
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