巧みな勧誘にご用心!
ピンポ~ン |
ケーブルテレビは、放送電波の届かない難視聴地域をカバーする有用なシステムとして発展してきました。 最近では、多様化した放送を一本化して受信できる手段としても注目されています。
しかしながら、利用者の環境や用途によっては、「お得」な場合と、そうでない場合があり、加入に際しては、利用者自身が検討して、判断すべきものです。
ところが最近、充分な説明抜きに、巧みに加入を促す事例が増え、自治体として警告を発している地域も出てきました。
勿論、訪問勧誘自体は悪い事ではありませんし、大多数の会社や勧誘員の方々は真面目に活動されていると思うのですが、ついに筆者も悪質と言わざるを得ない勧誘を受け、注意喚起の必要性を感じました。
「もうすぐテレビが映らなくなります」に要注意
筆者が経験し、問題と感じたのは、第一声が、「地上デジタル放送に切り替わるので、テレビが見られなくなります・・・」というものです。
この言葉自体に嘘は有りませんが、その昔、「プッシュホンになるので黒電話が使えなくなる・・・」と、電話機を不当な高額で売りつけた手口に通じる"怖さ"を感じませんか?
「地デジ」の認知度は9割を超えたという調査結果があるほどで、もはや一般的な語句として浸透しました。 その一方、「地デジ」自体について詳しく知っている人は未だまた少ないのが現状と言えます。
つまり、「地デジ」によって、今使っているテレビが映らなくなるらしい・・・と、漠然とした不安を持っている人は多く、その心理を突くかのような巧みさが引っ掛かります。
「もうすぐテレビが映らなくなります」と切り出されたら要注意!
2011年7月までは、現在のアナログ放送が継続されますので、「映らなくなる」のは未だ先の話。 慌てて加入せず、冷静に納得が行くまで検討しましょう。
そこで今回は、本当に賢いテレビの受信方法や、ケーブルテレビのメリット&デメリットを、公平な視点でまとめましたので、ケーブルテレビの加入前、加入に迷ったときに、是非お役立てください!