材料: 偏光フィルムを入手する
今回の工作で肝心なのは、「偏光フィルム」の入手です。
偏光フィルムは、東急ハンズのようなお店で購入可能ですが、あまり一般的な素材ではありません。 どちらでお買い求めになる場合も、事前に商品取扱いの有無、在庫の確認をお勧めします。 価格はお店やサイズによって異なりますが、今回の工作に必要な、メガネのレンズ2枚程度の大きさなら、500円程度で入手できるでしょう。
お店で本当に偏光フィルムかどうか確かめたい場合、携帯電話の画面(液晶)を利用しましょう。 画面にフィルムを乗せて回転させ、画面が真っ黒になって見える角度が有ればOKです。
お近くのお店で購入できない場合は、ネットでも手に入ります。 「偏向フィルム」、「価格」などのキーワードで検索してみてください。
作り方:
■メガネフレームを作る
フレームの材料や大きさは自由です。 皆さんのアイデアで、見易く楽しいフレームを工夫してみてください。
大体、写真のようなイメージになるよう、厚紙を切り抜くとOKです。
■偏向フィルムを貼り付ける(方向に注意)
フレームができたら、偏向フィルムを貼り付けます。 偏向フィルムの裏表は気にしなくてよいですが、方向に注意してください。
まず、方向の確認ですが、フィルムを通して液晶テレビの映像を見てください。 次に、フィルムを回転させて、映像が最も見えなくなる角度を探してください。 角度が決まったら、印を付けるなど、回転しないように注意して、フレームに貼り付けてください。
(テレビによっては、映像が見えなくなる角度が異なる場合も有ります)
液晶テレビの仕組みと「消える謎」が知りたい!
今回の工作を通して、液晶テレビの仕組みや、なぜ画面が消えて見えるのか、ご興味を持たれた方の多いのではないでしょうか?
液晶テレビの仕組みについては、下記のサイトで非常に分かり易く図解されています。 この機会に是非ご参照ください。
また、液晶テレビの仕組みが理解できれば、「消える謎」の答えも見つかるはずですので、皆さんで考えてみてください!
TDK 今の技術がよくわかるテクノマガジン 液晶テレビの仕組み
http://www.tdk.co.jp/techmag/knowledge/200702/index.htm
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