手紙の中でよく使う動詞や敬称を見直す
手紙でも敬語は欠くことのできないもの、よく使う動詞や敬称も見直しましょう
このような動詞以外にも、「家族」を指す場合に、相手側を「御一同様・御家族の皆様」と呼び、自分側を「家族一同・私ども」と表現する、相手側の尊称(尊敬表現)と、自分側の卑称(謙譲表現)なども、手紙の中ではよく用いられます。ほかにも、動詞や敬称の言葉はたくさんありますが、よく使われる一部をあげてみましょう。
動詞の敬語表現
また、「お伺いする」や「お召し上がりになる」などは、「伺う」「召し上がる」自体がそれぞれ謙譲語・尊敬語であるため二重敬語になりますが、これらは一般的に定着している例です。
自分側を指すへりくだった呼び方と相手側を指す敬称
「御令室」「御令息」など、「御」がなくともその言葉自体が尊称・尊敬表現であるものもありますが、これらは習慣として頭に「御」を付けた形で用いられるのが一般的です。