購入時のチェックポイントと選び方(機能編)
地上デジタル放送対応テレビは、上記のロゴが目印です。 今回は、デジタル放送対応テレビの中から紹介しますので、特に注意する必要はありません。
なお、チューナーが2個搭載されている製品は、2画面同時視聴が可能な上、一方をテレビ画面で視聴、もう一方を録画用に利用できます。
・地上デジタル放送についての詳細は: もう他人事ではない! はじめよう! 地上デジタル放送!(All About)
「HDMI」は、映像と音声をデジタルのまま、一本のケーブルで伝送出来る新しい規格です。 著作権の保護機能を持ち、将来、「ブルーレイ」や「HD DVD」と言った次世代DVDでは当たり前となっています。 また、将来性を考えるなら、最新バージョンの1.3に準拠し、端子の数が多い方が安心と言えます。
・HDMIについての詳細は: 今さら聞けない! HDMIバージョンの違い! (All About)
今後のテレビは、インターネット接続機能を搭載し、各種サービスが受けられる方向に進みつつあります。 例えば、テレビとリモコンだけで、ネットショッピングや出前が頼めるとしたら、便利に感じる方も少なくないでしょう。 今後のテレビ選びは、「ネット接続機能の有無」、「ネット機能で受けられるサービスの違い」も、ポイントになるでしょう。
ネットを利用した総合的なサービスで代表的なのが「acTVila」(アクトビラ)。 テレビの画面とリモコンでの使い易さを考慮したポータルサイトを利用できるのが特徴です。 また、将来は動画配信も予定されています。
DLNAとは、メーカーの違いなどを気にせず、主にLANを通じて、家庭内でAVコンテンツを共有する為のガイドライン(ルールのようなもの)です。 例えば、DLNA対応の録画機に映像を溜め込んでおけば、ベッドルームのテレビ(DLNA対応製品)から、LAN経由で視聴が可能になります。
DLNAは将来普及が見込まれており、対応機器が増えるほど便利になりますので、できれば欲しい機能です。
購入時のチェックポイントと選び方(画質編)
表示パネルの画素数が、デジタルハイビジョン放送の最高解像度と同じ、「1,920 x 1,080」(横x縦)である事を意味しています。
・フルHDについての詳細は: いまさら聞けない「フルHD」とは?(All
About)
液晶テレビの画質で問題とされていた「動画ボケ」を改善する画期的な技術です。
・120Hz駆動についての詳細は、アニメーションで分かり易い: ブレずにナットク 高速液晶(ビクター公式サイト)
従来の8bitパネルに比べ、約64倍もの階調表現が可能となり、グラデーションも境目が目立たず、滑らかで自然な映像再現が可能になりました。
他、画質を示す指標として、視野角、輝度、応答速度、コントラスト比などがあります。 製品を選ぶ上で、比較しておきたいポイントですが、カタログ上の数値差が、実際に映し出される映像の「差」とはいえません。
参考までに、今回の一覧比較表にも一部項目を設けていますが、微妙な数値の差に惑わされて、製品選びを誤らないよう、心がけたいものです。
●目次
P1 - 2007年夏のトレンド、男のこだわり「37~47型液晶テレビ」
P2 - 機能・画質のチェックポイントと選び方 (このページ)
付録1 - スペックに惑わされない、画質関連スペック解説
付録2 - 詳細スペック一覧比較表(人気売れ筋5モデル)