「省スペース」な下スピーカータイプ!
ソニーの「ブラビア」は、最上位のXシリーズは横スピーカー、他シリーズは下スピーカーと明確に分けている。 |
下(アンダー)スピーカーは、省スペース性を優先したスタイルです。 液晶やプラズマといった薄型テレビは、薄型故の省スペース性も大きな魅力なので、コンセプトとしては充分理解できます。
特に、コーナーへ設置する場合、横幅の節約が、大きな省スペース効果をもたらします。
37型を例に、比較すると、下図のように、約10cmも奥に設置する事ができ、薄型テレビのメリットが活きるという訳です。
■コーナー設置を上から見た比較イメージ
* 寸法は、シャープ「AQUOS」の最新モデル、LC-37GX1W(下スピーカー/横幅93.3cm)と、LC-37GX2W(横スピーカー/横幅110.9cm)をベースに計算。
ちなみに、画面と音声のマッチングを考えた場合、登場人物の顔(口)は、画面の中心線から上半分に位置する事が多いので、スピーカーは下ではなく、「上」に有る方が有利と言えますが、見た目の安定性が良いためか、上スピーカー製品は無いようです。
次のページでは、「選び方」のまとめと、より良い設置のヒントです。