48時間で消える?! 『48DVD』
ネットで買ってみました。 |
9月17日、日本で初めて、48時間で「消える」DVDが発売されたのをご存じでしょうか? 「消える」と聞くと、人気テレビドラマで映画化もされている『Mission Impossible』(スパイ大作戦)の冒頭で、指令を収めたビデオテープが再生を終えると同時に、煙を上げて消滅する名シーンを想像する方も多いことでしょう。
今回は、その不思議な『48DVD』について、実際の再生時間や使い勝手などについて検証レポートします。 延命実験も開始しましたので、お楽しみに!
『48DVD』とは?
まず、『48DVD』(よんぱちDVD)の概要についてご紹介しましょう。
『48DVD』とは、出版取り次ぎ大手の日本出版販売が発売する、「48時間」の視聴期限付きセルDVD。 返却不要のレンタルDVDとお考え頂くと良いでしょう。
もちろん、48時間経つと消えて無くなる訳ではありません。 真空状態のパッケージを開封すると、空気に触れて読み取り面が黒色に変化し、48時間後に再生が不可能になるという仕組みです。 (48時間以内なら、何度でも観れます。)
尚、パッケージを開封しなければ1年程度は保存ができるという事なので、急いで観る必要はありません。
現時点では、3タイトルの映画が、首都圏のコンビニと通販で扱われいるのみで、今後拡充するかどうかは、ユーザーの反応を見てから・・・といった所でしょう。
価格は1枚600円。
レンタルDVDと比べると少し高めに感じますが、通販で買った場合も、送料と税込みで600円。 レンタルビデオ店との往復をが不要な事を考えれば、メリットを感じるユーザーも少なくないのではないでしょうか?
『48DVD』が購入できるコンビニ、タイトルなどの詳細は、『48DVD』公式ページで確認できます。
仕様は、通常版とほぼ同じ!
今回買った映画「アビエイター」の仕様は、メニュー画面が無いものの、映像は16:9のスクイーズ、音声はドルビーデジタル5.1ch英語(オリジナル)とドルビーデジタル5.1ch日本語(吹き替え)、字幕は日本語と英語が収録されており、セルDVDの通常版「アビエイター」に比べて、実質、遜色の無い内容となっています。