『iTunes Music Store』 の素晴らしさ "緩いコピー制限"
前回の記事、検証! 『iTunes Music Store』の実力 では、その実力と魅力の概要をご紹介しました。
今回は、その魅力の中でも特に注目していただきたい、"緩いコピー制限"について、もう少し深くをご紹介したいと思います。
"緩いコピー制限"により、「コピーが自由」という以上に、ユーザーにとって、もっと大切な事とは・・・
音楽配信の「コピー制限」とは?
『iTunes Music Store』以前の音楽配信は、違法コピーを防止する名目で、「ダウンロードしたパソコンでのみ再生可能」、「音楽の持ち出しは携帯プレーヤー3台まで」、「音楽CDとして焼くことは不可」・・・など、制限が多く、また、楽曲の供給レーベル(レコード会社)によって、その制限が異なるなど、複雑で難解なものとなっていました。
一方、『iTunes Music Store』の制限は、楽曲の供給レーベル(レコード会社)に関係なく一律となっています。 また、ダウロードしたパソコンを含め、最大5台で再生可能。 さらに、『iPod』への転送や、音楽CDとして焼く回数を無制限とし、実質「制限無し」となっています。
配信サイトと「コピー制限」の違い 一覧
配信サイト | iTMS | Mora | |
ファイル形式・DRM方式 | AAC・Fair Play | ATRAC3・OpenMG | |
レーベル | (差異なし) | ソニーミュージックエンターテイメントなど | エイベックスネットワークなど |
パソコン再生 | 最大5台 | 購入したPC1台に限定 | |
プレーヤーへの転送回数 | 無制限 | 3回(注1) | 無制限 |
音楽CDの作成 | 無制限 | 不可 | 10回 |
注1: 「チェックイン・チェックアウト」ルールに従う。
ヒント: 『iTunes Music Store』で購入した音楽を聴くことが出来る携帯型音楽プレーヤーは『iPod』シリーズのみになります。 逆に、『Mora』で購入した音楽を、『iPod』シリーズで聴く事はできません。