最新人気ポータブルオーディオ「選び術」
■本命は、完全復活した、ソニー『Walkman』
携帯オーディオでは多くの方が重視する、バッテリーの持ち時間がダントツに長い新型『Walkman』。 表示も見やすく、各種編集も充実し、ポータブルMDプレーヤーからの乗換も違和感がないでしょう。
出張の多いビジネスパーソンから、曲選択が命のカラオケ練習派まで、誰もが安心して使えるのが魅力と言えるでしょう。
■録音も出来る パナソニック 『D-snap Audio』
マイクを内蔵し、いつでも手軽に録音出来ます。 地味な機能ですが、会議や授業で必要とされている方には、選択の際、大きなポイントとなるでしょう。
(注意: SV-SD90は録音機能が有りません。)
■安い! 軽い! 『iPod shuffle』
購入時、とにかく、容量の割に安いのが特徴。
但し、内蔵充電電池が寿命に達した際の交換費用(修理扱い)は、本体購入価格とほぼ同額。 長い目で見ると、ソニーやパナソニックに比べて割高になる可能性も有りますので、注意が必要です。
交換には1週間程度要するとの事で、新品と買い換える方が現実的と言わざるを得ないのが残念です。
選曲などの必要が無く、軽量さが重視されるような用途、例えば、ウォーキングやランニングなど、「ながら・・・」的な使い方なら、あり得る選択かもしれません。
さいごに ~ デジタルプレーヤーの「未来」
■「音楽配信」を視野に入れた製品選び
デジタルプレーヤーでは現在、CDからを音楽を取り込む(リッピング)のが主流ですが、今年から、インターネットを利用した音楽配信が本格化し、年々CDとの「置き換え」も進みそうです。 既に、最新曲は、CD発売に先行してネット配信が行われるなど、音楽配信は魅力を増しています。
一方、端末であるプレーヤー(音楽ファイルフォーマット)によって、利用できる配信サイトが限定される事から、数年の使用を考えるのであれば、プレーヤー選びの際に、「音楽配信」も考慮に入れておくことをお薦めします。