ホームシアターにおける「防音」

「防音」に配慮されていない部屋では、同居人や、近隣への迷惑を考えると、昼夜を問わず、充分な音量で楽しむ事は出来ません。

また、外部から進入する、交通の騒音、同居人の生活音が雑音となり、映画に収録された小さな音を聞き取る事ができす、微妙なニュアンスやシーンごとの空気感が失われてしまいます。

ホームシアターにとって、「防音」は最初に考慮すべき課題であり、重要な「基本」と言えます。

ただし、ホームシアターは、「住宅」でもあるので、建築物としての特性や、コスト面から、本物の映画館や劇場のような防音を目指すのは困難です。

ここでは、一般的な家庭で現実的な「防音」の「目標」や、自分で出来る、簡易な防音テクニックについてご紹介します。

 

まずは、外部からの騒音を簡単チェック!

お住まいの地域、環境、住居の形態により、大きく条件は異なります。 郊外の閑静な住宅地で、敷地の面積が広ければ、外部からの騒音は少なく、「音漏れ」による近隣への迷惑も少ないはずです。

逆に、都会の集合住宅では、「外部からの騒音」、「音漏れ」共に気になるはずです。

このように、個人差があるので、まず、いまホームシアターやオーディオを楽しんでいらっしゃる部屋で、何が「騒音」なのか、簡単にチェックしてみましょう。

 

■耳を塞ぐと、「騒音」が分かる

住み慣れた場所で、「騒音」を発見するのは難しいものですが、指や耳栓を使って、「耳を塞ぐ」ことで、簡単なチェックが可能です。 

耳を塞いで聞こえる音が有ったら、「防音」の必要性「有」です。

筆者の場合、比較的静かな住宅地で、特に気になる「騒音」は有りませんが、耳を塞ぐと、飛行機の音、配達のバイクのエンジン音、犬の鳴き声、救急車のサイレン音など・・・が聞こえ、「騒音」が意外と身近なものだと分かります。

 

次のページでは、ホームシアターにおける防音レベルの「目標」についてご紹介します。