製作者の意図を、家庭でも忠実に再現しよう!

「良い音」にはそれぞれ個人の好みや考え方があり、一概に述べる事は出来ませんが、一般的には、「原音に忠実な音」と言われています。

DVD映画ならば、制作者の意図した「音」や「サラウンド効果」、を家庭でも忠実に再現する事が「理想」と言えるでしょう。

ガラスを爪で、「ギキーッ」と引っ掻くような不快音なであっても、「不快感」を表現しようとした制作者の意図である限り、忠実に再現されるべきなのです。

では、「原音を忠実に再現する」にはどうすれば良いのでしょうか? 機材と、部屋の音響効果の視点からご紹介します。

 

「製作者の意図した音」を忠実に再現する機材

ホームシアターでは、DVDプレーヤー、アンプ、スピーカー、などの機材が必要となるわけですが、価格帯から見ても、数万円から数千万円まで、非常に豊富です。

では、常識的な「予算」で、満足出来る機材を選ぶ為には、どうすれば良いでしょうか?

 

THX認定機材がおすすめ

音の良し悪しというのは、個人差があり、また表現が難しいものですが、客観的な方法として「スペック」による判断が可能です。 

周波数特性、ひずみ率、出力などのスペックが優秀であれば、「原音に忠実」な音が期待出来る訳です。

ここで登場するのがTHX認定機材です。 映画館でお馴染みの『THX』が、その経験とノウハウから、制作者の意図を忠実に再現出来る「スペック」を規格として設け、実際の測定テストに合格したモデルを認定します。

THX認定が、「良い音」とか「最高」という意味にはなりませんが、専門家であっても、スペックを見たり、短い時間の試聴で良し悪しを判断するのは困難ですので、「THX認定」は、客観的な判断指標として有用です。

THX認定機材には、下記のようなロゴがついているので簡単に見分けることが出来ます。

 

     

メモ: ホームシアターは、映画館よりも小さい空間ですので、その違いによる音響特性が異なります。  家庭用THX認定機材には、この違いを補正する技術(機能)が搭載されているのも大きな特徴です。 

これらの補正技術は、ドルビーデジタルやDTSと言った、音声圧縮と混同されがちですが、正しくは、ドルビーデジタルやDTSと言った、音声圧縮を伸張した後に、フィルター(イコライザー)として使用されるものであり、圧縮技術そのものでは有りません。

ホームシアター機器におけるTHXの技術詳細については、オンキヨーのサイトで、分かり易く正確に紹介されていますので、ご参照ください。 (オンキヨー THXサラウンド関連

 

次のページでは、「制作者の意図した音」を再現する、「理想的な部屋」について概要ご紹介します。