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裏技?! 格安薄型大画面テレビ!

プラズマテレビに液晶テレビ、「欲しいけれどまだまだ高くて・・・」と思案されている方も多いのではないでしょうか?  60V型という超大画面で50万円を切る第3の「薄型大画面」テレビがあるんです!

鴻池 賢三

執筆者:鴻池 賢三

オーディオ・ビジュアルガイド

 

裏技?! 格安薄型大画面テレビ!

プラズマテレビに液晶テレビ、「欲しいけれどまだまだ高くて・・・」と思案されている方も多いのではないでしょうか?  60V型という超大画面で50万円を切る第3の「薄型大画面」テレビがあるとしたらご興味有りませんか?

 

写真は、ソニーの60V型ハイビジョン液晶プロジェクションテレビ KDF-60HD900(2002年11月25日発売)

BS・110度CSデジタルチューナー内蔵し、現在の市場価格は50万円前後。 同サイズのプラズマテレビが170万円前後するのを考えれば価格面での魅力は大きい。

 

 

第3の「薄型大画面」テレビ= 「リアプロジェクション」テレビ

最近は液晶やプラズマの登場ですっかり目立たなくなった「リアプロジェクション」テレビ(以下リアプロと略)ですが、昔から欧米で根強い人気があります。 日本の家庭では蛍光灯を使い、明るい部屋が多いため、リアプロの人気は今一歩でしたが、最近では改良が進み、明るく鮮明な画像が得られるようになっています。 この機会に是非見直してみてはいかがでしょうか!

 

「リアプロジェクション」ってなんだろう?

「リアプロ」を知る上で、映像の投影方式(タイプ)と特徴を整理しました。

タイプ 仕組み 特徴
直視型

光源を直接見る。 

ブラウン管テレビ、プラズマテレビ、液晶テレビ(直視型)等、一般的なテレビがこれに相当する。

設置が簡単でメンテナンスも不要、とても扱いやすい。 明るさ、鮮明さでも優位で最も一般的。 ただし、大画面になると価格は高い。

フロントプロジェクション

例:ソニー VPL-HS3

スクリーンの正面から投影して、光源を間接的に見る。

プロジェクター、映画館のフィルム映写機、8mm映写機、OHP等がこれに相当する。

100インチなど、超大画面が可能な唯一の方法。 

ただし設置が難しく、映像は部屋の明るさに左右される。 またチューナーを内蔵していないのが一般的で、「テレビ」としては利用が難しい。 

特に趣味でない方には不向き。 

一般的な液晶やDLPタイプでは光源のランプに寿命があり、およそ2,000時間~5,000時間で交換が必要。 (ランプの価格は2万円~3万円程度)

リアプロジェクション

スクリーンの背面から投影して、光源を間接的に見る。

上記のプロジェクターのような装置を画面(スクリーン)と同じ箱に収め、後ろから投影する (左図参照)

明るさでは直視型に劣るが、改良が進み一昔前に比べれは明るい部屋でもOK。 フロントプロジェクターよりも設置や扱いは簡単で、一般のご家庭でも充分取り扱いできる。

BS・110度CS・地上デジタルチューナー内蔵タイプもあり、普通の「テレビ」として実用的。 大画面でもリースナブルな価格に注目! 

一般的な液晶やDLPタイプでは光源のランプに寿命があり、およそ2,000時間~5,000時間で交換が必要。 (ランプの価格は2万円~3万円程度)

「リアプロ」とは、直視型テレビの「手軽さ」と、プロジェクターの「大画面で低価格」という特徴を合わせ持っているのです。

次のページでは、リアプロ、プラズマ、液晶テレビの具体的な商品例を挙げ、価格、薄さ、機能などについて比較します!

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