■2004年は「1インチ1万円」? 70型登場?!
2003年は、液晶・プラズマ大画面薄型テレビの売れ行きが大変好調でした。 テレビ全体では出荷台数が減少する中、出荷額が伸びている事でも裏づけられます。
決して安いとは言えませんが、30型前後の液晶テレビや40型前後のプラズマテレビでは、店頭価格が50万円前後まで下がり、新しいモノ好きのデジタルAVファン層に支持された為でしょう。
一方、2004年はどうでしょうか? 2004年は、アジア系のメーカーや、米系のコンピューターブランドが参入し、本格的な低価格競争が予想されます。 30型前後以下の液晶テレビや40型前後以下のプラズマテレビでは、業界で普及の指標とされる「1インチ1万円」を切る低価格商品の充実で、ブームがさらに加速しそうです。
大型化に関しては、45型を超える液晶テレビや、60型を越えるプラズマテレビの登場が予想されますが、価格は非常に高く、限られたAVファンが対象で、普及にはまだ時間がかかりそうです。
以下、タイプ・サイズ別の価格を予想してみました。
プラズマテレビ
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2003年末(目安) | 2004年(予想) |
ワイド37型 | 40万円 | 35万円(1インチ1万円以下) |
ワイド42型 | 50万円 | 40万円(1インチ1万円以下) |
ワイド50型 | 80万円 | 50万円(1インチ1万円以下) |
ワイド60型 | 200万円 | 120万円 |
ワイド70型 | (該当製品なし) | 400万円以上? |
液晶テレビ
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2003年末(目安) | 2004年(予想) |
ワイド30型~32型 | 35万円~40万円 | 30万円(1インチ1万円以下) |
ワイド37型 | 60万円 | 45万円 |
ワイド42型 | 100万円 | 60万円 |
ワイド45型 | (該当製品なし) | 70万円 |
■さいごに
予想は以上の通りですが、2004年は、プラズマテレビなら50型以下、液晶テレビなら32型以下が非常にお買い得な年になりそうです。 2004年はアテネオリンピックも開催されます。 今年こそ、デジタルハイビジョン放送を大型テレビでを楽しまれては如何でしょうか?
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