預金・貯金

定期預金の金利と普通預金の金利が同じ0.4%だったら、どちらに預ける?

お金のこと、難しいですよね。老後の不安から、ますますお金を貯めたい、家計を守りたい、と思っている人も多いのではないでしょうか。皆さんからのちょっとした疑問にオールアバウトの専門家が回答するコーナーです。今回は、預金の使い分けについてです。専門家に質問したい人は、コメント欄に書き込みをお願いします。

飯田 道子

執筆者:飯田 道子

金運アップ、ポジティブお金術ガイド

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お金のこと、難しいですよね。老後の不安から、ますますお金を貯めたい、家計を守りたい、と思っている人も多いのではないでしょうか。皆さんからのちょっとした疑問にオールアバウトの専門家が回答するコーナーです。今回は、預金の使い分けについてです。専門家に質問したい人は、コメント欄に書き込みをお願いします。

Q:定期預金も普通預金も同じ金利0.4%の場合、どちらに預けたらいい?

「定期預金も普通預金も同じ金利0.4%の場合、どっちに預けたらお得ですか? 定期預金にしておいた方がいいですか?」(匿名希望)
定期預金と普通預金

預金金利は経済情勢によって変化をし、場合によっては定期預金と普通預金の金利が同じになることがあります。そのような場合、どちらに預けるかは、どのような用途で使うお金なのかを考えて決めましょう。また、誘惑に負けて引き出してしまうのかなど自分の性格に鑑みて預けるといいですね

A:お金の用途と自分の性格を考えて決めてみよう

預金金利は経済情勢によって変化をし、場合によっては定期預金と普通預金の金利が同じになることがあります。定期預金と普通預金の金利が同じ場合、似たような性質を持った金融商品だからこそ、どちらに預けたらよいのか悩んでしまう人もいるでしょう。

そこで大切なのは、預け入れるお金はどのような用途で使う予定なのかを考えることです。あわせて自分の性格に鑑みて、預金先を選ぶとよいでしょう。

すぐに使うお金か、数年先まで使う予定がないお金かを考える

同じ金利であれば、どちらに預けても期間が同じであれば同額の利息を得られますので、どちらでもよさそうですよね。

しかしながら定期預金と普通預金では、預け入れる期間に違いがあります。

定期預金はあらかじめ決められた期間を預け入れておくことが条件である一方、普通預金の場合、いつでも引き出すことが可能な商品です。

そのため、数カ月後、数年後には必要となるお金であれば、いつでも解約手続きできる定期預金に預けて、資金を確保すると安心ですね。

一方、生活費に使いたい、すぐにお金を使いたい場合には、気軽に引き出すことが可能な普通預金がよいでしょう。

自分の性格から選んでみる

普通預金であっても、自分は意志が強いから定期預金と同じように使いこなせるという人もいるかもしれませんが、多くの人が誘惑に負けて引き出してしまうことがほとんどです。

もし確実にお金を残したい、増やしたいと考えているなら、定期預金がいいでしょう。

また、特に使う予定はないけれど、イザというときが心配だから定期預金に預けるのは不安というなら、定期預金と普通預金に分けて預け入れてもいいでしょう。分配率は50:50でもよいですし、自分の気持ちや不安感を考えて比率を変えるとよいですね。

ただし、定期預金と普通預金の金利は変化していきます。基本的には普通預金よりも定期預金の方が金利は高くなっていますので、金利に変化が生じたときには、適宜、預け先の見直しをするとよいでしょう。

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