ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。
32歳・年収200万円アルバイト女性の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は大阪府に住む32歳女性の資産運用エピソードを見ていきます。■家族構成
本人、夫(47歳)、息子(0歳)
■金融資産
世帯年収:本人200万円、配偶者600万円
世帯金融資産:現預金60万円、リスク資産250万円
■リスク資産の内訳
・投資信託:200万円
・iDeCo:50万円
■積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/NISA:2020年から
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)/NISA:2020年から
2020年から積立投資を続けてきたという今回の投稿者。
投資額はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)に「月1万円」、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)に「月2万円」を積み立てているとのこと。
運用実績についてはオール・カントリーが「元本約36万円→運用益込48万円」、S&P500が「元本約72万円→運用益込約100万円」と、積み重ねがしっかりと利益を生み出している様子です(※数字は2024年夏場以前のもの)。
「運用し始めたときはオール・カントリーとS&P500の2つとも、マイナスになっていたがここ一年ぐらいで上昇し始めた。積み立ては続けているが、妊娠出産で収入が減り現預金はかなり減ってしまった」と説明されています。
32歳・年収200万円アルバイト女性の思う積立投資のメリット
積立投資を始めてよかった点として、「銀行預金ではほとんど増えないが、積み立てでは増えている。iDeCoは節税にもなっている」とコメント。
いっぽうで、前述のように妊娠出産により「収入が減ったときに現預金が減り、投資をしている場合ではないと焦ったことがある。生活防衛資金は必要だと感じた」と振り返ります。
そのため、積立投資は「無理のない範囲で行うことが大切」と感じているという投稿者。
「元本割れは嫌なので、ある程度の現金を残して積立投資を引き出さなくていいような管理をする」のが肝心だとコメントを残されていました。
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