ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。
36歳主婦の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は埼玉県に住む36歳女性の資産運用エピソードを見ていきます。■家族構成
本人、夫(37歳)、長女(8歳)、次女(3歳)
■金融資産
世帯年収:本人50万円、配偶者800万円
世帯金融資産:現預金100万円、リスク資産200万円
■リスク資産の内訳
・投資信託:100万円
・持ち株:100万円
■積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)/NISA:2020年~2023年末の3年間
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/NISA:2020年から
・eMAXIS Slim 全米株式/NISA:2020年から
2020年から積立投資を続けてきたという今回の投稿者。
投資額は楽天VTIで「月1000円」からスタートし、昨年末で終了。eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)に「月5000円」からスタートし今年から「月8000円」、eMAXIS Slim 全米株式には「月2000円」で積み立てしているとのこと。
運用実績については楽天VTIが「元本約4万3000円→運用益込約5万8000円」、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)が「元本約71万円→運用益込約81万円」、eMAXIS Slim 全米株式が「元本約4万6000円→運用益込約5万2000円」と着実に利益を生み出している様子(※数字は2024年夏場以前のもの)。
これまでは「お金が簡単に引き出せてしまう環境にあると、私は定期預金でもあればあるだけ使っていました」と言います。
ですが「投資信託は引き出せないと感じてしまうようで、わざわざ売却してまで使わない。その結果、貯金が少しずつできた」と説明されています。
36歳主婦の思う積立投資のメリットは?
積立投資を始めてよかった点として、「積立投資を始めた時期が良かったので、少額でもどんどん増えていっている。資産を作れずに困っていたが、投資信託を始めたおかげで、ほぼ確実に貯金ができるようになり、少し将来への安心感を得られた」と回答。引き出す時期は「子供の学資と、自分たちの老後資金の足しにしたい」とのこと。
いっぽうで、「特に苦しく感じたことはありませんが、将来暴落した時にどう感じるのかが少し怖いです」と言います。
ご自身については「あればあるだけ使ってしまう。貯金をしたければ、引き出せない環境作りが必要」とコメントされています。
現在は「無理のない範囲の投資が大切」と感じているという投稿者。
積立投資を始める人へのアドバイスとして「投資信託で1番(資産を)増やせる人は、預けていたことを忘れていた人だと言われているらしいです。(投資)アプリなどはインストールせずに生活に影響が出ない範囲で積み立て設定することが大切。結果を追わないようにしたらいいと思います」とのことです。
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