Q:定期預金で変動金利のものってあるの?
「金利が動いているので変動金利のものに預けたいのですが、変動金利の定期預金ってあるんですか?」(匿名希望)商品概要としては、変動金利と固定金利に大きな違いはありませんが、最大の違いは金利が変動するのか・しないのかということです。変動金利の定期預金は、金利上昇局面のときに力を発揮します
A:変動金利の定期預金はあります
定期預金は固定金利というイメージが強く、金利上昇局面に預け入れるのはふさわしくないと思いがちです。しかしながら、定期預金には預け入れた時点の金利がそのまま満期日まで適用される固定金利型の定期預金(以下、固定定期)のほか、6カ月など一定期間ごとに適用金利が見直される変動金利型の定期預金もあります。変動金利型の定期預金について知っておこう
変動金利型の定期預金(以下、変動定期)があることが分かったら、どのような特徴を持った定期預金なのか、知っておくことが大切です。変動定期も固定定期と同じように元本保証がある金融商品です。固定型定期預金と同様に預金保険の対象、かつ障害者等が利用できるマル優の対象であり、メインとなる総合口座にもセットすることができます。
変動定期の場合、金利は所定の一定期間が経つと金利は見直しされ、金利の変更が行われます。金利が上昇局面にあるときに預け入れておけば、高い金利を享受できます。
しかしながら、金利が下降局面にあるときに預け入れたままにしておくと、金利の見直しが行われるたびに適用される金利が低くなってしまう可能性がありますので注意しましょう。
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