全国各地に点在するひまわりの名所から、今回は座間のひまわり畑をご紹介します。首都圏から気軽に行ける場所で、辺り一面が黄色に染まる美しい風景を楽しむことができますよ。
55万本のひまわりが咲く座間のひまわり畑
座間のひまわり畑(Googleマップ)は、神奈川県座間市にある、ひまわりが咲く風景を楽しめるスポットです。 座間市と厚木市の市境を流れる相模川の川沿いにある合計5.5ヘクタールの畑が、毎年夏を迎えると一面のひまわり畑に大変身します。ひまわりの本数は実に55万本にものぼり、首都圏最大級であるとのこと。大輪のひまわりがずらりと立ち並ぶ風景は圧巻です。
ひまわりの開花にあわせて、ひまわりまつりを毎年開催
周囲には田畑が広がっており、近くに高い建物もないため、ひまわり畑がより広く感じられます。お天気に恵まれれば、西側にそびえる丹沢山地の名峰、大山(標高1252メートル)とひまわり畑を一緒に望むことも可能です。 毎年山の日(8月第2週)の連休からお盆休みにかけて、ひまわり畑を会場として「座間市 ひまわりまつり」が開催されます。※2024年は8月10日(土)~13日(火)予定
ひまわりまつりの開催中はたくさんの露店が立ち並び、ひまわりを愛でに来る方たちで大にぎわいとなります。 また、ひまわり畑の一部には通路が設けられて、畑の中に入ってひまわりに囲まれるという体験をすることができます。通路を行き来する人と記念撮影する人が行き交うので、お互い譲り合ってひまわりが咲く風景を楽しみましょう。
ちなみにひまわりまつりの開催期間外でも、ひまわり畑の周囲には自由に出入りできます。
展望台に上って「ひまわりまみれ」に!
「座間市 ひまわりまつり」開催期間中は、ひまわり畑を少し高いところから見下ろせるように、と仮設の展望台が複数個所に設けられます。一度に上がれる人数は十数名程度のスペースなので、順番待ちになりますが、譲り合って記念撮影しましょう。 高いところからひまわり畑を望むと、まさに黄色のじゅうたんを広げたような絶景が楽しめます。 一部の展望台には、記念撮影向けにさまざまなプラカードが置いてあります。
「ひまわりまみれ」というプラカードがありましたが、そこからの風景は、まさにその言葉通り。このプラカードを見つけたらぜひ手に持って記念撮影してみてください。 またプラカードの中には「あちーけど…きれいー。」というものも。ひまわり畑の中は日差しを遮るものがありませんので、帽子をかぶったり、適度な水分補給をしたりするなど、しっかりと熱中症対策を行ってください。
首都圏近郊にもかかわらず、広大なひまわり畑を見ることができる座間のひまわり畑。「ひまわりまみれ」になれる座間のひまわり畑へお出かけください。
座間のひまわり畑へのアクセス
地図:Googleマップ入場料:無料
座間市 ひまわりまつり:毎年山の日(8月第2週)の連休を中心に開催
★2024年は8月10日(土)~13日(火)開催予定
※ひまわりまつりの期間外でも、ひまわり畑の周囲に入ることはできます
<鉄道> ・小田急線 相武台前駅より、ひまわりまつり会場行き直行バスに乗車(ひまわりまつり期間中のみ運行)
・小田急線 座間駅より、神奈中バス 台04系統 座間四ツ谷行きに乗車し、神社前バス停下車。ひまわり畑まで徒歩約10分
・JR相模線 入谷駅もしくは相武台下駅下車。ひまわり畑までどちらも徒歩約20分
<車> 圏央道 圏央厚木インターチェンジより、国道129号線を厚木方面へ。関口中央交差点を右折して県道42号線を座間方面へ進む。相模川にかかる座架依橋(ざかえばし)を渡り、座架依橋際交差点を左折すると相模川河川敷にある臨時駐車場(有料)へのルートとなります。または厚木パーキングエリアスマートインターチェンジ(ETC専用)から県道42号線に入ることも可能です。
ひまわり畑の近くは障がい者向け駐車場のみのため、一般車は臨時駐車場の利用となります。臨時駐車場が満車の時は、1時間以上入場待ちになることもあり、その時は県道42号線まで渋滞が伸びることがあります。時間に余裕を持たせて訪れましょう。
【関連サイト】
・座間ひまわり畑(観光かながわNow)
◇「関東の名所」に、「名所・旧跡」ガイドで関東地方の名所・旧跡を紹介した記事の一覧をまとめてあります。
◇「夏の名所」に、「名所・旧跡」ガイドで夏の名所・旧跡を紹介した記事の一覧をまとめてあります。