現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、愛知県在住65歳男性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール
回答者本人:65歳男性同居家族構成:本人、妻(63歳)
居住地:愛知県
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:400万円
現在の貯蓄額:預貯金100万円、リスク資産0円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数:国民年金12年、厚生年金17年
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):3万2142円老齢厚生年金(厚生年金):8万9726円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし
配偶者の年金や収入:不明
「光熱費などが高騰してこの年金額ではカツカツの生活」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足していない」と回答した今回の投稿者。その理由として「家賃や食費、光熱費などが高騰している現在、この年金額ではカツカツの生活で、これから不安でいっぱいです」と語っています。
ひと月の支出は約「11万円」。年金だけで「ほとんどの月で足りない」と回答されています。
「これからも物価が上がるかと思うと不安でたまらない」
年金で足りない支出については「貯金からの引き出し」で賄っているという投稿者。年金生活においては「なるべく冷暖房を使わない事や、業務用スーパーなどで食材を買いだめするようにしています」と節約を心掛けているそうです。
「物価が上昇して、これからもっと上がるかと思うと不安でたまらないです。また病気などをして、医療費がかかるのも不安の一つです」とコメント。
「何か不動産でも所有していれば良かった」
現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いには「若い時は、毎晩飲み歩いたり、車をすぐに買い換えたりして散財していました」と回答。「もっと節約して、何か不動産でも所有していれば良かったなと、後悔しているところはあります」と振り返ります。
いっぽうで「大型連休に子供や孫が帰省してくることや、たまに妻とお芝居を見に行くのが楽しみです」と語ってくれました。
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