Q. 新紙幣はどこでも使える?
「飲食店やコインパーキングなどの券売機で、新紙幣の対応が間に合わないというニュースを見かけます。新紙幣はどこでも使えるのでしょうか? 使えない場所はありますか?」A. 業種や企業規模によって、新紙幣対応の進み具合にはバラつきがあり、一部のお店ではキャッシュレス決済のみにする動きもあるなど、対応自体もまちまちです
新紙幣の発行に向けて、金融機関ATMや飲食店の券売機、コンビニエンスストアの自動釣銭機、コインパーキングなどは対応に追われています。
三井住友銀行が、7月3日(水)の新紙幣発行日からATMでの取り扱いが可能とアナウンスしているように、大手の金融機関ATMでは既に新紙幣への対応が完了しているようです。大手コンビニでは、セブン-イレブンが自動釣銭機で新紙幣を対応可能としているほか、ローソンも新紙幣対応の新型ATMを導入していることを発表しています。
そのほか、首都圏でコインパーキングを運営するアイパークも運営中の駐車場や自動販売機において、一部を除いて新紙幣への対応が完了しており、対応パーキングについては「のぼり」を設置するとしています。
鉄道では東京都23区西部・多摩東部を運行する関東バスにおいて、一部路線バスは千円札、空港線、TDR線、台場線、八景島線では千円・五千円・一万円札が対応済みとされている一方、JR四国バス、西鉄バスなどでは7月の新紙幣対応が間に合わないと発表しています。
各社で対応はまちまち、対応可能な紙幣(額面)も異なるので注意
新紙幣が使えるかどうかは企業ホームページの閲覧やお店に問い合わせるなど、個別に確認することをお勧めいたします。
(情報は執筆時の2024年6月末時点のものです)
〈参考〉