現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、宮崎県在住62歳男性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール
同居家族構成：本人のみ
居住地：宮崎県
リタイア前の雇用形態：正社員
リタイア前の年収：800万円
現在の貯蓄額：預貯金2900万円、リスク資産3000万円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数：不明
現在受給している年金額（月額）
老齢年金（国民年金・厚生年金）：18万円（繰り上げ受給）障害基礎年金や障害厚生年金（障害年金）：なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金（遺族年金）：なし
その他（企業年金や個人年金保険など）：なし
「普通に生活してても貯金できるレベル」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足している」と回答した今回の投稿者。その理由として「普通に生活してても貯金できるレベルだからです。満足して生活できてます。買いたいものも買えるので何不自由なく生活できています」と語っています。
ひと月の支出は約「15万円」。年金だけで「毎月賄えている」と回答されています。
「貯蓄からの切り崩しで賄っている」
年金で足りない支出については「貯蓄からの切り崩し」で賄っているという投稿者。年金生活においては「できるだけ外食をせず自炊することです。あとはできるだけネットで日用品を買うことでポイントも貯められます」と節約について語っています。
「結婚していないので孤独で淋しくなることがある」
現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いには「定年後も高年収で働ける資格をもっていればよかったなと思います。仕事をしていなかったら毎日暇だからです。あとは資産形成で投資ももう少し早くからしておけばもう少しお金を残せたんじゃないかなと思います」と回答。また「結婚相手を探すこと」もやっておくべきだったと振り返ります。今の生活での不安や不満については「やはり仕事をしていないと暇ですし結婚もしていないので孤独で淋しくなることがあります。後は病気で倒れたりしたときに助けてくれる身内がいないということがとても不安です」とコメント。
いっぽうで、年金生活の楽しみについては「毎日の食事やお酒、スポーツ観戦が好きなのでそれですね。あとは健康管理でジムにも通っているのでそれも楽しいです」と教えてくれました。
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