ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。
35歳・年収600万円会社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は東京都に住む35歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。■家族構成
本人のみ
■金融資産
世帯年収:本人600万円
世帯金融資産:現預金800万円、リスク資産420万円
■リスク資産の内訳
・投資信託:320万円、日本株:50万円、米国株:50万円
■積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/NISA:開始年度は不明
・ロボットアドバイザー:2018年から5年間
積立投資自体は2015年から行ってきたという今回の投稿者。
現在の投資額はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)で「月2万円」。そのほか2023年までロボットアドバイザーに「月1万円」で積み立てしてきたそうです。
運用実績についてはeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)が「元本約192万円→運用益込み250万円」、 ロボットアドバイザーが「元本約60万円→運用益込み70万円」と利益が出ている様子。
「積立投資を始めて、資産の着実な増加を実感しています。eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は開始から数年はゆるやかに上昇し、中期的には大きな市場の変動にも耐えました。ロボットアドバイザーについては、初期の小さな波はあったものの、全体としては着実な利益を出しています。特にeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)による運用益が大きく、資産形成に大きく貢献。自己管理も向上し、無駄遣いが減少したことも資産増加の一因です」と説明されています。
35歳・年収600万円会社員男性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?
積立投資を始めてよかった点として、「定期的な投資が習慣化し、市場の波に左右されずに済む心理的安定感が得られたこと。資産増加を実現できた点も大きい」とコメント。また、「購入衝動に駆られやすく、特にストレスが溜まっている時に無計画な支出をしてしまう。しかし、積立投資を始めてからは、その分を投資に回すよう」心がけるようになったといいます。
引き出す時期は「今のところ引き出す予定はありません。将来的に大きな支出が見込まれる場合や、リタイア後の生活資金として利用する計画です」とのこと。
これまでに、「大きな市場の下落時には、一時的に資産価値が減少することにストレスを感じました」と悩んだこともあると振り返ります。
いっぽうで「長期的な視点で見るとその波は乗り越えられることが多く、継続することの大切さを学びました」とのことです。
新NISAについては、「新NISAのつみたて投資枠を活用して、中長期的な資産形成を目指しています。特に全世界株式に分散投資を行うことでリスクを抑えつつ、成長期待できる市場への投資を続けています」と語られていました。
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