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マウス操作の達人になろう!(2ページ目)

クリック、ダブルクリック、ドラッグ、右クリックなどのマウス操作は、どなたでも使っていると思いますが、もっと役立つ使い方もあるのです!使いこなしてね。

執筆者:石渡 真澄

ホイールを使いこなす~オートスクロール~マウスのクリックするボタン、右クリックするボタンの間の前後に回転するボタンをホイールと言います。これを人差し指で前後に回転させると、Internet ExplorerやWord、Excelなどのホイール対応ソフトで画面が上下にスクロールさせることができます。このように上下のスクロールだけでなく、横方向に倒せるチルトホイールが付いたマウスもあって、Excelなどはそれで横にスクロールすることもでき、▼をカチカチと押さなくてもすむので、大変便利です。

このように、指で回転させる以外にも、「オートスクロール」と呼ばれる機能があります。Internet Explorerでは、縦長のページを見る際にホイールボタンをクリックし、マススポインタの形を変えてから、マウス全体を上下に少しずらすだけで上下にスクロールします。このずらす勢い(幅)を変えると、スクロールする速度が変わるので、どの程度の速度でスクロールさせるのかを読む速さで設定できます。これは、Outlook Expressでも使えますので長いメールを読む時にお使いください。Excelでは横方向のオートスクロールもできます。



繰り返します。ホイールをまず押します。そのあと、ホイールから指を放して、マウスをスクロールしてい方向に少し動かすと、その時の速さで自然とスクロールされます。

ホイールを使いこなす~文字の大きさ変更~Internet ExplorerやOutlook Expressのメール本文で、[Ctrl]キーを押しながら、ホイールを回転すると文字の拡大・縮小が自由にできますね。いちいち、文字サイズをメニューバーから選択せずに済むので、大変便利。WordやExcelでも同様の操作を行えますが、この場合は、文字サイズではなく、画面の表示倍率が変わります。

ホイールを使いこなす~リンク先へジャンプ~IEでは他にも便利なホイールボタンの使い方があります。Webページにある、リンク(アンダーラインのある文字など)上にマウスポインタを合わせ(クリックはしないでください)、「Shift」キーを押しながらホイールを前に転がすとリンク先にジャンプできますし、同様の操作で前のページに戻ることもできます。マウスポインタの場所はどこでもいいですので、「Shift」キーを押しながらホイールを後に回転させると前のページに戻るのです。ということは、「Shift」を押しながら前後にホイールを回転させることで、飛んだり戻ったりできるということで、この操作に慣れると、大変便利な技となります。

さあ、いかでしたか?以前の記事と合わせてお読みいただき、マウスの達人になってくださいね。

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●石渡の過去記事
Wクリック・ドラッグの苦手なあなたへ
マウスの基本操作
マウスのQ&A

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※OSやアプリ、ソフトのバージョンによっては画面表示、操作方法が異なる可能性があります。

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