憧れホテルのアフヌンから巨大作品空間まで！ 花粉症でも楽しめる東京「屋内」桜スポット【2024】

東京の桜の開花は3月19日（火）あたり

そろそろ桜の開花が気になる季節。日本気象協会の「2024年桜開花予想（第5回・2024年3月6日発表）」によると、東京は全国のトップを切って3月19日に開花すると予想されています。春の到来には心踊りますが、花粉症の人にとってはつらい時期なのがなんとも悲しいトコロ……。そこで屋内でもさまざまなカタチで桜を楽しめる東京のスポットを、厳選して4つご紹介します！

アートな桜アフヌン「アンダーズ 東京『アートフル Sakura アフタヌーンティー』」

虎ノ門ヒルズ 森タワーのラグジュアリー ライフスタイルホテル「アンダーズ 東京」。地上52階建てビルの高層階を占めるホテルだけに、東京の街を見渡す眺望の素晴らしさが大きな魅力です。 メインダイニングである51階の「ザ タヴァン グリル＆ラウンジ」の窓側の席に座ると、緑まばゆい皇居が目の前に。桜の季節になれば、都内有数の桜の名所である千鳥ヶ淵を、上空から眺めることができるのです。 そんな春の絶景を見ながら楽しめるのが、新しく就任したペストリーシェフ、ノルマン・ジュビンシェフによる「アートフル Sakura アフタヌーンティー」。新たな書の形を提案する“書道アート”がテーマで、ティーケーキスタンドには桜からインスピレーションを受け、淡いピンクでまとめた美しいスイーツが並びます。
 
【スイーツ】 ・桜のフラン
・赤紫蘇のエクレア
・苺のショートケーキ
・苺のタルト
・ホワイトチョコレート＆ラズベリーのマカロン
・桜マドレーヌ
 
【セイボリー】 ・チョリソー 菜の花ペスト トマトのミニサンドイッチ
・山菜 コンテチーズのブルスケッタ
・桜海老と紫蘇のミニ丼
・桜鱒とクリームチーズのシュー
 
【スコーン】
・桜の花
（シャンティクリーム、チョコレートソース）
 
【ウェルカムモクテル】
「Haru Urara」
緑茶、桜シロップ、ピーチジュース、レモンジュース、はちみつ、ソルト
 
タルト生地の中にピンク色のジュレがこぼれんばかりに入っている「桜のフラン」は、書道・日本画の道具である書道パレットから思いついたというシェフおすすめの一品。桜香るほんのり甘いジュレが春を運んできます。 いちごのショートケーキには「書」の文字がデザインされ、またスコーンは珍しい短冊形。別添えの筆とチョコレートソースで、ゲストは思い思い自由にアートを施すことができるという粋なしかけです。
 
「赤紫蘇のエクレア」は桜の幹をイメージした驚きの形。セイボリー（甘くないメニュー）のブルスケッタには山菜をそのまま載せるなど個性が光る盛り付けが目をひきますが、味は実に日本人好み。奇をてらわず優しい味わいで、桜の季節にふさわしい、ほっこり和むアフタヌーンティーです。
 
＜DATA＞
アンダーズ 東京
「アートフル Sakura アフタヌーンティー」
料金：7020円（税込み・サービス料別15％）
期間：2024年3月1日（金）～ 2024年4月30日（火）
第1部13:00～15:00、第2部15:30～17:30
 

大人気の巨大作品空間が桜満開に！ 「チームラボプラネッツ TOKYO DMM（豊洲）」

デジタル技術を駆使した巨大な作品空間に一歩足を踏み入れると、自分と他者、そして作品との境界が曖昧に……。そんな特別な“没入体験”を体感できるとあって、国内はもちろん海外からも観光客が押し寄せる大人気施設「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」も桜が満開です。
 
桜仕様になるのは4つの作品のうち2つ。 1年間の花々が刻々と変化しながら咲いては散る作品「Floating in the Falling Universe of Flowers」には、空間いっぱいに桜が咲き誇ります。 また、来場者が裸足になって水の中を歩く作品「人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング」では、水面に泳ぐ鯉が人々にぶつかると、桜となって散っていきます。
 
デジタルで表現するチームラボの桜が見られるのは、2024年3月1日（金）から4月30日（火）まで。生花とは違うこの時期だけのお花見です。
 
＜DATA＞
チームラボプラネッツ TOKYO（teamLab Planets TOKYO）DMM 

1万坪の日本庭園が桜色にライトアップ！ 「ホテルニューオータニ」

千代田区紀尾井町にある「ホテルニューオータニ」は、敷地内も外も桜づくし。皇居周辺の桜の名所にも近く、最寄り駅のJR四ツ谷駅からホテルへ通じる上智大学脇のソフィア通りも桜並木になっていて、行きも帰りもお花見気分を盛り上げてくれます。
 
ホテルニューオータニの敷地は元々加藤清正の屋敷や、井伊直弼を輩出した井伊家の屋敷があった場所。1万坪という広大な日本庭園には、加藤清正時代から受け継がれている石灯籠や樹木がそのまま残っています。その日本庭園には開花時期が異なる19種58本の桜が植えられていて、開花時期をずらしながら長い期間私たちの目を楽しませてくれるのです。 ホテルが2024年9月に開業60周年を迎えるのを記念して、日本庭園を桜色にライトアップする「東京『夜桜』ライトアップ」が初開催。ホテルの中央部に位置するティー＆カクテル「ガーデンラウンジ」（ガーデンタワー ロビィ階）からは、窓一面に広がる桜色の日本庭園をパノラマビューで楽しむことができます。太鼓橋の向こうには、絵のように咲き誇るソメイヨシノが……。週末にはカクテルなどを楽しめるイベントも開催予定です。
 
＜DATA＞
ホテルニューオータニ　
「東京『夜桜』ライトアップ」 
 

夜空の前に満開の桜に包まれる「コニカミノルタプラネタリウム」

天候に左右されず、美しい夜空を楽しめるスポットといえばプラネタリウム。リクライニングシートをはじめ、寝転んで鑑賞できるプレミアムシートが充実している「コニカミノルタプラネタリウム」は都内に3館ありますが、その全てで、本編上演前のウェルカム映像として満開の桜が登場！ 開場から10分間、ドーム内は満開の桜に包まれます。 ウェルカム映像は撮影OKなのもうれしい点。座ったり、寝転んだり、さまざまな角度から桜を愛で、思い出としてカメラに収めることもできるのです。天候や花粉に悩まされることのないプラネタリウムでのお花見。期間は3月1日（金）から4月14日（日）までです。
 
＜DATA＞
コニカミノルタプラネタリウム
「桜ウェルカムドーム」
 
以上、花粉症は本当～につらいものですが「お花見だって逃したくない！」。そんな方にオススメしたい、インドアで楽しめる2024年の東京・桜スポット4選でした。