【五条川】 (愛知県大口町・岩倉市)
日本有数の長さを誇る13kmにわたる桜並木
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2008年4月1日撮影 |
郊外のお花見散策スポットとして人気なのが五条川。愛知県北部の犬山市、大口町、江南市、岩倉市を流れる川の両岸約13kmにわたって桜並木が続き、これは日本有数の長さを誇ります。本数は約3,500本で、ソメイヨシノを中心に、サトザクラ、シダレザクラが混じっています。
五条川の桜並木はとにかく距離が長いので、長距離ウォーキングしたい人以外は、岩倉市か大口町、どちらかにしぼって散策するのがいいでしょう。
田園風景の中、散策を楽しむ大口町の桜並木
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堀尾跡公園からの眺め |
筆者は堀尾跡公園に車を停め、大口町役場・総合グラウンド近くの平和橋までの約2kmの区間を往復。桜並木は延々途切れず、歩けども歩けども周りはビューポイントばかり。川べりまで下りられる箇所も多く、満開の桜を存分に愛でることができます。周囲は田園風景が広がる箇所も多く、のどかでうららかな春の昼下がりを楽しむにはうってつけです。
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堀尾跡公園 |
堀尾跡公園は新しく整備されたきれいな公園で、気持ちのいい芝生の広場もあり。のんびりお弁当を広げるにはぴったり。川べりを散策した後でランチをいただきましょう。
□大口町 五条川周辺
・住所:愛知県丹羽郡大口町
・問い合わせ:TEL0587・95・1111
・アクセス:堀尾跡公園へは名鉄布袋駅より、総合グラウンド周辺へは名鉄粕森駅よりそれぞれコミュニティーバスを利用。名鉄名古屋駅より約20~27分
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大口町五条川さくら情報
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Yahoo地図情報
伝統の山車やのんぼり洗いで盛り上がる「岩倉桜まつり」
※2009年最新版追加更新しました!
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2009年4月3日撮影 (※)岩倉市の写真は今年撮影の撮りたてほやほやです! 写真は千亀橋付近からの眺め |
岩倉市の主なお花見エリアは明治橋~大市場橋までの2・5kmほどの区間です。大山寺駅~石仏駅までの2区間分を歩くのもいいですし、岩倉駅で降りて川沿いを北上し、適当なところで折り返すのもいいでしょう。いずれも歩く距離は同じくらいです。
ここの魅力は何と言っても
人と桜との近さ。川幅が狭い小さな川の両岸にソメイヨシノの並木が続き、しかも
多くの箇所で土手の下まで下りられるので、桜を非常に近くに感じることができるのです。
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まさに桜だらけの伊勢橋 |
この“桜に覆われている感”を最も満喫できるのが伊勢橋。名鉄岩倉駅からまっすぐ東へ歩いて川沿いに出ると2番目に現れる小さな橋です。両岸の桜の枝が橋に覆い被さるように伸びているので、橋を渡る時には満開の桜の花が視界いっぱいを覆い尽くすのです。
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屋台もたくさん並びにぎやか |
沿道には屋台もびっしりと並び、実ににぎやか。また、川べりのあちこちでお弁当を広げたり、屋台で買ったおつまみやお菓子を広げたりし、桜を見上げてひと休みする風景があちこちで見られます。
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川べりまで降りられるポイントが多いのもうれしい |
筆者は名鉄岩倉駅からスタートし、約1・5kmほど北の平成橋で折り返し。ゆっくり写真を撮りながらで、小一時間のコースでした。駅周辺は見事な満開でしたが、平成橋以北は5分咲きといったところ。桜は気温に非常に敏感なので、少し北に歩いただけで開花状況に差がありました。
ということは、駅近くの桜を見て「そろそろ散り始めか」と思っても、北へ歩き進むにつれて、ちょうどよい頃合い桜を見られるチャンスもあるということです。
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桜まつり期間中の土日にはのんぼり洗いの実現も |
筆者は残念ながら日にちが合わずに見られませんでしたが、豊国橋で見られる鯉のぼりの
「のんぼり洗い」もこの時期の風物詩。岩倉市には400年の伝統をもつ“のんぼり屋”が2軒あり、毎年2~4月のまだ水が冷たい時期に、鯉のぼりを川につけてのり落とし作業を行います。色鮮やかな手描きの鯉のぼりが、満開の桜の樹の下で気持ちよさそうに泳ぐ姿は、まさに“ニッポンの春”といった風雅さです。
岩倉市の桜並木は駅からも近く、より多くの人でにぎわいます。とりわけ人手が増すのが4月1日(水)~10日(金)の
「岩倉桜まつり」。この期間は、山車の巡行、夜桜のライトアップ、のんぼり洗いも行われ、見どころいっぱい。にぎやかさとのどかさが両立した愛知県屈指のお花見スポットです。
□岩倉市 五条川周辺
・住所:愛知県岩倉市
・問い合わせ:TEL0587・38・5812(岩倉市役所商工農政課商工観光係)
・アクセス:名鉄岩倉駅より徒歩5分。名鉄名古屋駅より約15分
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岩倉市HP(観光案内ページ)
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