恋人や夫が頼りなかったらどうすればいいのか
頼りない人の特徴1：決断力がない
優柔不断で、どうするのかを決められない人、またどっちがいいのか聞いているのに、「どっちでもいい」とあいまいな答えしかしない人は存在します。本人は優しさのつもりで、「どっちでもいい（＝君が好きな方を選んでいいよ）」と言っているつもりでも、言われた側からすると、その回答に「物足りなさ」を感じるものです。
逆を言えば、頼りになる人は、バイタリティや判断力、意思決定力があって、「この人についていきたい！」と思わせるような魅力があるもの。だから、そういう人を理想としてしまうと、決断力のないパートナーの言動にはイライラしてしまうことは多いでしょう。
頼りない人の特徴2：きちんと言うべき場面でも言わない
恋人関係、夫婦関係において、“ものを言いにくい立場の相手”というのは、存在します。例えば、パートナーの家族や友達など、“自分が直接つながっている相手”ではない場合は、言えないことも多いものです。パートナーの家族が自分に失礼なことをしてきたら、パートナーには「やめてほしい」と言って守ってほしいのに、波風立てないようにヘラヘラ笑っているようなことが続けば、信頼関係が壊れてしまうこともあるでしょう。
頼りない人の特徴3：約束を守らない、行動が伴わない
「頼りない＝信頼できないところがある」といっても過言ではありません。つまり、信頼を壊すような言動……「約束を守らない」「言っていることと行動が一致しない」なんてところがあると、「頼りたい」とは思えなくなってくるもの。例えば、頼んでいたことを「やっておく」と言っていたのに、結局、何もやってくれない……なんてことが繰り返されると、信じられなくなってくるでしょう。
頼りない人の特徴4：キャパシティが狭い
経験が少なかったり、失敗を怖がったり、自己保身の思いが強かったりするタイプは、キャパシティが狭い傾向にあります。責任の追及を恐れるからこそ、つい「僕（私）は知らないよ」と、自分とは無関係であるかのように口走ってしまい、パートナーとの距離がザザーッと広がってしまうことも。
「一緒に乗り越えよう」と言えるかどうかで、2人の関係は大きく変わってくるものなのですよね。
頼りない人の特徴5：“自分”を持っていない
自分の意見がなく、人に流されたり、言いなりになってしまったりする人は、自分を持っていない人。本人も自分自身のことをよく分かっていないので、できないことでも安請け合いをしたり、自分に合うこと、合わないことを理解しきれていなくて、いざやってみて合わないと分かると、不機嫌になってしまったりすることも。
自己コントロールできない相手は、頼りないだけでなく、一緒にいると自分まで振り回されてしまうこともあるので、気を付けたいものです。
頼りないパートナーへの対処法
そんな頼りないパートナーであっても、別れたくないのであれば、“そういう人”だと思って関わっていくしかありません。頼りがいがない相手なら、頼ったり、期待したりしないほうがいいし、相手が理想通りのことをしてくれなくても困らないくらい、自分自身が精神的に自立しておいた方がいいでしょう。
ただ、頼りない人だからこその「いい部分」もあります。ハッキリものを言わない分、人とけんかになりにくかったり、熟考しているからこそ「すぐに行動しない」ことを選んでいたりする場合も。
もしもあなたが、思い立ったらすぐに行動に移し、さらに、何でもすぐに口に出してしまうようなタイプの場合は、ちょっと頼りないくらいの人の方が、バランスがとれて相性がいいこともあるのです。自分がリードするくらいでいた方が、やりたいことを実現できる場合も多いですしね。
人はそう簡単には変わりません。もし今後も、頼りないパートナーと関係を続けていきたいなら、「自分の方が頼りがいのある人間になればいい」というつもりで、付き合っていってみてはいかがでしょうか？
