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留学生向け就職支援サービス

海外に留学する日本人に特化した就職支援サポートを提供している株式会社エストレリータの鈴木社長にインタビューしました。

豊田 圭一

執筆者:豊田 圭一

留学ガイド

株式会社エストレリータ鈴木信之社長
留学前に8時間のセミナーを行ないます。
海外に留学する日本人に特化して様々な就職支援を行うことで、日本人留学生のポテンシャルに光を当て、ビジネスの場に飛び出していくサポートをしている"留学生のキャリアコンシェルジュ"株式会社エストレリータ。今回は鈴木信之社長にお話を伺いました。

鈴木さんの簡単な経歴を教えてください。

キャリアのスタートは中学受験の老舗進学塾で講師人事・企画を担当していましたが、その後、最初の転職で当時「世界のBig5」と呼ばれていたコンサルティングファームに入社しました。そこで、人事コンサルタントとして、吸収合併した会社の事業再生や子会社の人事部長を務めました。その後、総合人材ビジネス企業にハンティングされ、人事統括や企画責任者として、大手企業の採用コンサルティングや大学でのキャリアセミナー講師を担当しました。

そして、2年半前の2007年7月に、人事コンサルティング企業のエストレリータを設立した次第です。

なぜ留学生に特化した就職支援サービスを始めたのですか?

ある会社の人事部長をしている時に、ロサンゼルスに留学している日本人の留学生を採用しにいったことがありました。その時に103名の方と面接をしたのですが、企業が求める能力を持った方々が沢山いらっしゃいました。ところが、帰国後も連絡を取り続けていたところ、皆さん、就職・転職活動に苦戦を強いられていたのです。

こんなに様々な挑戦をして成長している彼ら・彼女たちが、なぜ日本企業での就職で苦戦してしまうのかを歯痒く思い、『誰もそのサポートをしないのであれば自分が!』という意気込みで、留学生に特化したセミナー・サポートの提供を始めました。

企業の人事は留学生をどのように見ているのですか?

一概には言えませんが、短期の語学留学やワーキングホリデーに行かれた方々を、「どうせ、茶髪に、ピアスに、サーフィンでしょ!」とか「日本でうまくいかなくて、現実逃避しただけじゃないの?」という目で見てしまう人事の方や、長期で大学や専門学校を卒業してきた方に対して、「欧米特有の権利主張型になっていて、義務も果たさず、先に権利ばかり口にするんじゃないの?」とか「ジョブディスクリプションは?とか言ってきたりするんじゃないの?」とか嫌煙してしまう採用担当がいるのは事実です。

>>具体的にはどのようなサービスを提供していますか?>>
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