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日本人で初めて英ケンブリッジ獣医学部へ!(3ページ目)

今回は、日本人で初めて難関のケンブリッジ大学獣医学部に合格し、まさに今イギリス大学留学の真っ最中である大塩由利香さんからお話を伺いました。

豊田 圭一

執筆者:豊田 圭一

留学ガイド

ケンブリッジ大学の留学生活

ケンブリッジ大学獣医学部に留学中の大塩由利香さん
ケンブリッジ大学の友人と大学のバーにて
ガイド:
実際に大学に入学してみて、どのような留学生活を送っていますか?

大塩さん:
毎朝9時から講義があり、週に2回はGreyhoundを使っての解剖実習があります。一匹に対して4人が付き、その犬は2年間を通してずっと使っていきます。講義が週に15時間弱あり、隔週は近くの学校の農場に行って動物の扱い方の実習もあります。これに加え、週に1時間ずつ生理学、解剖学、生化学の少人数でのSupervisionというものがあり、講義で分からなかったことなどを質問したりする時間があります。そこで課題が出され、大体週に2つのエッセイと選択問題の課題が出ます。これ以外にもクラブの集まりがあればそれに行ったりと、本当に息の付く暇のないような生活です。

今まであまり英語に苦労しませんでしたが、ここに来て、国のトップの学生と勉強するとやはり他の学生に比べ一つ一つのことに時間がかかるので、常に時間との戦いという感じです。1学期目はすべてに慣れるのに必死でしたが、今学期はもう少し自分のペースを取り戻して、しっかり勉強にも集中していきたいと思います。

ガイド:
大塩さんのこれからの抱負や将来の夢を教えてください。

大塩さん:
私の大きな夢はアフリカや東南アジアへ行って、獣医として野生動物の保護に携わることですが、大学で学ぶのはペットと家畜が中心なので、大学卒業後はエキゾチックも扱う動物病院、運がよければ動物園で働き、経験を積むことです。また、できれば、Wildlife Medicineの修士号を取るということもしたいです。

ガイド:
将来が楽しみですね!ぜひこれからも頑張ってください。

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