日本の若者の海外離れ
「ニューヨークに行きたいかぁ!」はもう古い!? |
これを聞いたときは、あまりの減少の大きさにかなり驚きました。もちろん、海外が偉いわけでも海外旅行に行くことが偉いわけでもありません。ただ、日本の若者の「海外という未知の世界」に対する興味の減少に対して危惧を感じたのです。
留学に関して言えば、最近の傾向として留学生数の減少だけでなく、留学の中身そのものも変化を感じます。例えば、10年前であれば海外の大学を卒業していた(であろう)人たちが、今は日本の大学に進学して1年間だけの留学にするとか、あるいは、1年間の留学していた(であろう)人たちがその期間を数ヶ月や半年に減らすなど、質も量も低下が見られるような印象があります。
もちろん、1年であっても数ヶ月であっても、あるいはもっと短い期間であっても、留学することに意義はあります、私自身、どんな留学でも必ず何かは得られると思うからこそ留学をオススメするのですが、「未知の世界でsurviveする留学」というよりも「ちょっと海外を体験してくる留学」に変わっている変化は間違いなく感じます。