留学/留学アーカイブ

I Love Japan!で固まる前に・・・

「海外に出ることで日本の良さに気づく」「世界は自分が思っているより広いのに、日本しか知らないなんてもったいない」そう思うからこそ、もっと多くの日本人に海外に飛び出してほしい!

豊田 圭一

執筆者:豊田 圭一

留学ガイド

プチ愛国心という言葉が生まれたり、あるいは、日本のことを好きだという若者の割合が増えていると聞きます。もちろん、自国のことを嫌いよりは当然好きでいて欲しいですし、私自身、日本は大好きです。

でも、好きは好きでも、外の世界を知った上で日本人として日本が好きということであって欲しいなぁと思うのです。

海外に出ることで日本の良さに気づく

日本の国旗
愛国心は確かに大事! でも、ちょっと待って
海外に出ることなく日本のことを素晴らしいと思えるのは、それはそれで素晴らしいことです。しかし、それはあくまで主観的なものでしかありません。テレビやネットで海外の情報は入ってくるでしょうけど、それもあくまでメディアというフィルターを通したもので、海外で生活することで直接感じる「何か」は日本にいてはなかなか得られないものです。

留学経験者がよく言いますが、「留学する前は海外に魅力を感じて日本を飛び出したけど、海外に行ったことで逆に日本の良さが分かった。」という言葉は、海外に出たからこそ言えるものです。もちろん、その逆パターンもあります。海外に出て、その国が大好きになり、何に対しても「○○に比べて、日本はこういうところがダメだよ。」なんてセリフを吐いちゃう人。

でも、やっぱりそれも外の世界に出たからそう思うようになったわけで、日本を離れて外の世界に身を置くことで、良いところも悪いところも含めて、より客観的に日本を眺めることができるということは留学の最大の良さ、最大の魅力です。そして、だからこそ、もっともっと多くの日本人に留学を経験してほしいと思うのです。

なぜそんなことを考えるようになったのか。そのきっかけの一つは、最近、「若者の海外離れ」が進んでいるというニュースを読んだからです。

>>驚愕! 日本の若者の海外離れが進んでいるって……!?>>
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます