■新コースター「ZOKKON」徹底解剖
【1】「ZOKKON」って、どんなコースター
【2】「ZOKKON」の魅力! 3つのポイント
【3】「ZOKKON」乗車体験レポート
【4】「ZOKKON」オリジナルグッズ登場
■富士急ハイランド2023年夏の最新情報
【5】「絶望要塞 -IMPOSSIBLE GAMES-」オープン
【6】「富士飛行社」が『進撃の巨人』とコラボ
【7】富士急ハイランドの夏グルメ
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■新コースター「ZOKKON」徹底解剖
富士急ハイランドに2023年7月20日(木)オープンした、待望の新コースター「ZOKKON」は、一体どんなコースターで、なにが魅力なのでしょうか。【1】「ZOKKON」って、どんなコースター
「ZOKKON」は、バイクに乗るようなスタイルのライドで縦横無尽にコースを疾走する気分爽快コースターです。逆走あり、レールスイッチあり、高速旋回ありと内容はバラエティ豊か。久しぶりに名作コースターの誕生です。 以下、アトラクションのDATAです。高さ〇メートルから急降下とか回転がスゴイといったタイプではありません。絶叫というより爽快MAXなコースターです。●ZOKKON
場所:「FUJIYAMA」横
制限:身長120センチ未満 or 196センチ以上不可、65歳以上不可
料金:2000円(フリーパスなど利用可)※有料の絶叫優先券対象アトラクション
定員:1編成14名
所要時間:約3分
【2】「ZOKKON」の魅力! 3つのポイント
乗車体験してみて、このコースターの魅力は、次の3つのポイントではないかと感じました。★ポイント1……2つの新しさ
バイクにまたがるような体勢でハンドルを握るという「バイク型ライド」は新しい! また途中、鉄道のポイント切り替えのようにレールが移動する「レールスイッチ」も斬新です。
★ポイント2……絶叫でなく爽快MAX
「絶叫」を目指さず「爽快MAX」を目指しているのが、ライドのスムーズさ、乗り心地のよさから、よ~~くわかります。あっちこっちに振り回されて頭がクラクラ、ということがないのもスゴイなと感じました。
★ポイント3……懐かしさ&オマージュ
前向きから後ろ向きになるレールの形状は、かつて富士急ハイランドにあった「ムーンサルト・スクランブル」や、現在日本に1台しかない「シャトルループ」を思い出させます。さらに、リニアモーターカーと同じ磁力を使った「リニアランチ方式」による加速、後ろ向き走行、音楽なども、名作コースターのオマージュのように感じたのは私だけでしょうか?
【3】「ZOKKON」乗車体験レポート
では、乗車体験レポートをお届けします。入口をくぐってエントランスに向かうと、なかでは、まずアトラクションの説明・注意事項などがあって、いよいよライドがあるホームへ。●ホームにて
1編成が2人乗り×7両のライドがやって来ます。バイク型のライドは見た目もシャープでカッコいいですね。
●前向き走行
最初のパートは前向き走行で、高いところから落ちるというコースはなく、スタンダードで快適な、まさにバイクに乗って疾走しているような感覚です。
●前から後ろ向きへ
次のパートへの合図ではないですが、トンネルに突入すると一瞬暗闇に。その後、明るくなったと思ったら、前に見えるレールが上のほうで終わっています……。頂上近くまで上昇して、そのまま後ろ向きに、いま来たコースを戻っていきます!
●後ろ向き走行
後ろ向き走行でトンネルを抜けて、そのまま旋回するなど、「逆走」の時間がしばらくあります。ここでは、いま自分がどのあたりにいて、どうなっているのか、やや分からなくなります。
●レールスイッチ
そして一番衝撃的なパートへ。再びトンネルに入ると、コースターはいったん停止します。なんだかキレイな映像が左右にみえているなぁ、と思ったら、なんと、ライドの前にあるレールが移動! 別のコースに移ってリニアランチ方式で再度スタートするのです。
●高速で旋回へ
ラストに向かって、ここからは少し速度が上がります。レールスイッチ後には、トンネルとトンネルの隙間を抜けて、このコースで一番大きなカーブを大旋回します。ここが一番のスリルポイント!
●低空バンク走行
最後のパートは、高いところではなく低いところを高速で疾走する、レース場のバンクを走っているようなコース。勝手に「低空バンク走行」と名づけました。ライドと体が地面とほぼ平行になる感覚です。この最後のコースレイアウトのおもしろさ&気分爽快さが、コースター全体の満足度をアップしている大きな要素となっています。
●ゴール&音楽
そしてゴール。そういえば、レールスイッチの映像演出のあたりから音楽が聞こえていました。「ZOKKON」は足元付近にオーディオシステムがあり、そこから曲が聞こえていたのです。乗車中に体験できるオリジナル曲および演出監修を「SEKAI NO OWARI」が担当しています。疾走感&爽快感あふれる曲が「ZOKKON」にピッタリでした。
【4】「ZOKKON」オリジナルグッズ登場
「ZOKKON」オープンを記念して、オリジナルグッズもいくつか登場。少しだけご紹介します。価格は税込みです。“超絶ZOKKONオリジナルグッズ”の看板の下にあるのは、ZOKKONマグネット栓抜き 1250円、ZOKKON車両型カラビナ 1200円、ZOKKONブックマーカー 1200円、ZOKKONスマホリング 1200円
■富士急ハイランド2023年夏の最新情報
「ZOKKON」オープンのほかにも、「絶望要塞」の新バージョンや「富士飛行社」と『進撃の巨人』のコラボレーションなど、富士急ハイランドでは最新情報が目白押し。夏にぴったりの新登場グルメもありますよ。【5】「絶望要塞 -IMPOSSIBLE GAMES-」オープン
進化してきたミッション攻略アトラクション「絶望要塞」は、2022年4月5日に初の完全攻略者が出たことにより、今回内容を一新。「絶望要塞 -IMPOSSIBLE GAMES-」として、完全リニューアルオープンしました。 アトラクションのDATAは次のとおり。ミッション攻略型なのは変わりませんが、内容は“知力の勝負”から“知力と体力の勝負”に大きく変わりました。●絶望要塞 -IMPOSSIBLE GAMES-
制限:小学生未満不可(小学生は中学生以上要付添)
料金:1500円(フリーパスなど利用可)※有料の絶叫優先券対象アトラクション
定員:1回1~3名
所要時間:約30分~
謎の人物“Z”による理不尽ないくつものゲームにチャレンジしていきます。ステージは全部で5つ。途中、クリアできないと即退場になります。ゲームの内容は「大なわとび」「シーソー」などの懐かしいものが多いですが難易度は今回もMAXです。 では、1st STAGEからどんなゲームがあるのか、その一端をお見せしましょう。なお、最後の5th STAGEがどんなゲームかは……ヒミツです。
【6】「富士飛行社」が『進撃の巨人』とコラボ
シアター型のライドアトラクション「富士飛行社」と『進撃の巨人』がコラボレーションした「進撃の巨人 THE RIDE」が登場しました。『進撃の巨人』の調査兵団に入り、ウォール・マリア奪還に向けた最終作戦に参加。直径20メートルの半球体型巨大スクリーンに広がる『進撃の巨人』の世界を堪能できます。●進撃の巨人 THE RIDE ~ウォール・マリア最終奪還作戦~
場所:富士飛行社
制限:身長110センチ未満不可
料金:2000円(フリーパスなど利用可)※有料の絶叫優先券対象アトラクション
定員:最大40名
所要時間:約7分
【7】富士急ハイランドの夏グルメ
この夏、新登場の夏グルメを少しだけ紹介します。「フードスタジアム」内に、夏にピッタリの有名店の監修メニューが登場。「ZOKKON」にちなんだスイーツもあります。富士急ハイランドの新アトラクション「ZOKKON」を、ぜひ一度体験してみてください。今回ご紹介した3つのポイントから、「これは日本の名作コースターの仲間入りだ!」と思いました。「コースターの高いところからの落下が苦手」「絶叫モノはちょっと……」という方には、特におすすめしたいです。
■富士急ハイランド
住所:山梨県富士吉田市新西原5-6-1
TEL:0555-23-2111
料金:入園無料/フリーパス大人6000~7800円、中学・高校生5500~7300円、小学生4400~5000円、1歳以上未就学児・65歳以上2100~2500円(日により料金が異なる。詳しくは公式サイトで)
営業時間:時期により異なる
定休日:無休
アクセス:富士急行線富士急ハイランド駅からすぐ