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イチローの渡米をきっかけにアメリカ挑戦!

オリックスブルーウェーブのアスレチックトレーナーを経て、現在はシアトルマリナーズの球団トレーナーとして活躍する森本貴義さんにお話を伺いました。

豊田 圭一

執筆者:豊田 圭一

留学ガイド

森本貴義さん
スポーツの本場アメリカでトレーナーとして活躍中の森本貴義さん
昨年12月21日~22日の2日間、NCN米国大学機構『勝てる!カラダ作り講座』というイベントを開催しました。

このイベントは世界でも最先端を行くアメリカのトレーニングメソッドを日本の高校生に紹介し、アスリートとしての活躍はもちろん、「スポーツを学ぶ」ことの大切さと奥深さ、面白さを体感してもらうものだったそうですが、そこに講師として招かれたシアトルマリナーズの球団トレーナー森本貴義さんを紹介していただき、お話を伺いました。

森本さんのキャリアを教えてください

1997年から2001年までオリックスブルーウェーブでトレーナーを務めた後、2002年に渡米して、シアトルマリナーズ傘下のピオリアマリナーズでインターンシップトレーナーになりました。

その後、元大リーガー長谷川滋利さんの会社Professional Training Corporationを経て、2004年からシアトルマリナーズのアシスタントトレーナーを務めています。

また、昨年のWBCではオールジャパンのトレーナーも務めました。

森本さんはなぜアメリカに行こうと思ったのですか?

大学で針灸マッサージの勉強をし、卒業後にトレーナーとしてオリックスに入団しました。

オリックスでは5年間働いたのですが、2001年にイチローさんが渡米した際、マリナーズへ1ヵ月のレンタルという形でスプリングキャンプに同行したのです。

そのときは1ヵ月で帰国したのですが、帰国した後、「アメリカでもっと経験したい、勉強したい」と思い始めました。

その思いをどうしても止められず、当てもないままオリックスを辞め、マリナーズのヘッドトレーナーにメールをして、無給のインターンシップでいいからやらせてほしいとお願いしました。

1年間、インターンシップができることになりましたので、アリゾナ州立大学で語学研修をしながら、ピオリアでインターンシップをしました。

次のページも引き続き森本さんからお話を伺います。
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