「ひとつ上のシンプルな暮らし」が実現する規格型住宅が登場
住友林業は、これまで注文住宅の品質を追求してきたハウスメーカーです。そこで培った設計力を規格型の住宅に活かして商品化したのが、今回ご紹介する「Premal(プレマール)」です。商品企画を担当した設計推進部の林千鶴(ハヤシチヅル)と営業推進部の中野邦彦(ナカノクニヒコ)に詳しい話を聞きました。林「時代とともに、お客様が家に求めるものは変化します。最近は『タイムパフォーマンス』も重視され、それは住まいを建てるときの計画や打ち合わせなどにも置き換えられるもの。新しいニーズに合わせて “ひとつ上の、シンプル”をテーマに住宅を規格設計し、PremiumとMinimalという言葉を合わせて『Premal(プレマール)』と名付けました」
「Premal」で提案するプランは、開発チーム全体で試行錯誤を重ね、100枚以上の設計図を描いた中から厳選されたもの。ご自宅の敷地の条件や、暮らし方にぴったりの家をお選びいただけます。
中野「建物の品質にも力を入れています。規格住宅というと、比較的安価な仕様と思われがちですが、『Premal』は注文住宅と同じ高品質の建材を選び抜き、住友林業らしい上質さと暮らしやすさを徹底して考えました」
一番大切にしたのは、お客様の暮らしに寄り添うこと。自分らしく毎日が過ごせて、心地よく機能的な家をご提案する商品になっています。
家に必要な部分を「コア」としてまとめて効率的に
「Premal」でお客様にお選びいただくプランの基本は、「コア設計」という考え方からスタートしています。林「コア設計は、階段や水廻りなど、家の機能に必要な部分をセットにして、1カ所にまとめる手法です。まとめることで、非常に使い勝手のいい家になります」 中野「廊下を少なくするなどの工夫もしているので、人の動線がよりコンパクトになります。家事がしやすく時短できるというメリットも。暮らしの効率をよくすることで、大切な時間を有効に使っていただきたいという思いも込められています」
家族構成や暮らし方、敷地の条件に合わせたプランを選択
続いて、プランとバリエーションの考え方について見ていきましょう。■暮らし方に合わせた3つのフェーズ
中野「2階の大空間部分の間取りは3つのフェーズを考え、ご用意しました。ご家族の人数や暮らし方に応じて間取りを選ぶことができます。ぜひ“どんな暮らしをしたいか”をイメージして選んでいただきたいですね」 林「上の間取り図で濃い色になっている壁(構造壁)は、構造の部分として固定されています。薄い色の間仕切りの壁(非構造壁)は、建築後でも外したり新設したりすることができるので、家族構成や暮らし方が変わった際に、柔軟に間取りを変えられる自由度の高い設計になっているのが特徴です。
また、個室となっていないスペースには、『ぽかぽかサロン』という愛称を付けました。家族が集まり、笑顔になる温かい場所として活用していただくイメージです」
■2階建ては27バリエーション、平屋は30プラン
林「2階建ては9つのプランがあり、2階部分がそれぞれ3フェーズあるので、全部で27のバリエーションの中からお選びいただけます。人気の平屋は、さらに豊富な30プランをご用意しています。
2階建てプラン、平屋プラン共に、敷地の方角、敷地に沿った道路の位置や向き、駐車場の場所などさまざまな条件を考慮し外構計画を立てました。この外構計画にはデザインコードを設け、建物の内部空間と庭の外部空間が一体となり、より豊かな暮らしが提案できるようにしました」
では2階建ての9プランの中から、「Premal」らしいおすすめの設計を1つピックアップしてみましょう。
林「これは、玄関ドアを開けた先が『土間』になっているプランです。壁や扉のない土間とLDKとがひと続きになるため、空間がより広く感じられます。
目隠しとして仕切りたい部分には、カーテンが設置されていますので、プライバシーを守り冷気や暑さも防ぐことができます。こうした遊び心のある設計にも、どうぞご注目ください」
中野「もちろん、玄関とリビングを仕切ったスタンダードなプランもございます。お好みと暮らし方に合わせて、楽しみながらお選びいただければと思います」
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