パリの街にはこんなカフェがたくさんあります。 |
街を歩くだけで歴史を感じさせるパリ
河岸が世界遺産にもなっているセーヌ川の両岸に開けたパリには、凱旋門やエッフェル塔、シャンゼリゼ通り、ルーブル美術館、ノートルダム大聖堂など、パリに行ったことがない方でも知っているような歴史的建造物、美術館、劇場がたくさんあり、街を歩くだけで、歴史を感じさせる風景に出会います。人口は200万人強ですが、周辺の都市圏を合わせると1200万人近い人が住む一大都市圏です。ルーブル美術館周辺の1区から時計回りで20まで区分けされており、それぞれの区が異なる顔を持っています。
留学生にとってなじみがあるのは、通称カルチェ・ラタンと呼ばれる5区。ソルボンヌ大学やリセなどの教育機関が集まっています。
フランスの留学事情
フランス留学を専門に手がける日仏文化協会に聞いたところ、フランスに留学している日本人は(3ヶ月以上の滞在に必要な)ビザの取得者が年間約7000人、(3ヶ月未満の滞在である)短期留学・ロングステイはその数倍の2~3万人と言われているとのことでした。留学の目的は語学力の向上が第一にあげられますが、最近では料理や製菓、音楽、アート、モードなどの専門分野を学ぶ専門学校留学の人気も出てきたそうです。特に料理や製菓などの分野は期間が短いコースや語学力がそれほど高くなくても入れるコースなどもあるので、本格的に留学をする方だけでなく、ちょっと学んでみたいという方もいるそうです。
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