アメリカNFLチアリーダーとしての活躍を活かして、日本でチアスピリッツの普及を目指します! |
なお、彼女の講演会が来月26日に開催されるそうです。彼女に直接会いたい方は要チェックです。
ガイド:中山さんがチアリーディングの世界に入ったきっかけは何ですか?
中山さん:高校3年生のときに「人数が足りないから…」という理由で誘われて、高校野球の応援をしたんです。それまでは登山部にいて、運動部の人たちともあまり話したことなかったんですけど、その応援でみんなと一緒になって応援することの楽しさに目覚め、大学でチアリーディング部に入りました。
ガイド:大学時代に留学も経験したんですよね?
中山さん:はい、最初は2年生の夏にネブラスカ大学にチアリーディングの合宿(サマーキャンプ)に参加しました。そこで初めて大きなスタジアムで踊らせてもらったんです。アメリカはカレッジスポーツがとても盛んなのですが、そこでその本場の雰囲気に圧倒され、応援する醍醐味を味わったのが初めてのアメリカ体験でした。
ガイド:その後、すぐに今度は長期の留学をしようと思ったのですか?
中山さん:実はそうでもなくて(笑)、もちろん留学はしたかったんですけど、何となく留学の計画を立てることなく大学生活を送っていました。ところが、3年生になって、お母さんから「留学はしないの?」と聞かれ、大学時代に何かしたいと思っていたので、思い切って留学をすることを決意しました。
私が通っていた大学と姉妹校だったオレゴン大学はスポーツも強く、また、チアリーディング部の先生がオレゴン大学のチアリーディング部の方を知っていたという縁もあって、オレゴン大学付属英語コースAmerican English Instituteに1年間語学留学することにしました。
ガイド:その1年間に語学の勉強もしながら、チアリーディング部に所属したのですか?
中山さん:私が訪ねた時にはすでにトライアウトと呼ばれるチアリーダーになるための試験が終わっていたので、チアリーディング部に正式に入ることはできなかったんですよ。でも、一生懸命交渉して、練習だけ参加させてもらうことができ、またアシスタントとして関わらせてもらうこともできました。
ガイド:その留学で得たものは何でしたか?
中山さん:何でも自分でやる!という自立心がついたと思います。とにかく、アメリカでは自分から積極的に行動しないと何も進まないので…。あとは、チアの本場にいたことで、帰ってからもずっとチアに関わっていきたいと強く思うようになりました。その積極的な行動をするための英語力は必要不可欠でしたから、もちろん英語力も身につきました。
ガイド:そして、帰国後の就職活動ではチアリーティング部のある会社を志望し、オンワード樫山に入社されたんですね?
中山さん:そうです。大学卒業後はオンワード樫山に入社して、仕事をしながらチアリーディングをしました。
ガイド:仕事とチアの両立は大変だったんじゃないですか?
中山さん:仕事は仕事できちんとやって、その後チアの練習や試合に行かなければいけないので、結構忙しい日々でしたね。一番忙しいときは3つのチアリーダーを掛け持ちしていましたので、そのときはほとんど休みがなかったんですよ(笑)
では、次のページで、アメリカのNFLにチャレンジしたきっかけから今後の目標までを聞いていきます!