※金利は2023年5月26日時点
利回り重視ならネット銀行がおすすめ!
金利の高い銀行を希望するなら、選ぶべきはネット銀行です。ご存じのようにネット銀行は、リアル店舗を保有していません。そのためリアル店舗にかかるコストを削減することができ、その分、金利を高くすることが可能です。
おすすめの銀行は、東京きらぼしフィナンシャルグループの「UI銀行」です。
「UI銀行」の金利は、普通預金で年0.1%、定期預金は預入期間1カ月~6カ月は年0.12%、預入期間1年~5年は年0.20%と、他行に比べて高い金利を誇っています。
さらに金利の高さで上をいくのが、あおぞら銀行のネット口座「BANK」です。
あおぞら銀行の「円普通預金【BANK口座限定】」の半年複利型の金利は年0.2%。円定期預金にあたる「BANK The 定期 【BANK口座限定】」の預入金額は50万円以上からで、預入期間6カ月は年0.2%、1年は年0.21%、2年は年0.22%、3年は年0.23%、5年は年0.25%です。また預入期間6カ月~1年は単利ですが、2年以上は半年複利で運用されますので、増えるスピードも速くなります。
ここで紹介した銀行以外にも、キャンペーンなどで期間限定で金利が上乗せされることもあります。お気に入りの銀行がある人は、一度、金利を確認することをおすすめします。
いつも使っている銀行の定期預金を利用する
利便性を重要視するなら、金利は低くても今使っている銀行の定期預金を利用するとよいでしょう。リアル店舗の銀行の金利は低く、横並びの場合がほとんどなのですが、取引状況によって、金利の上乗せが期待できます。実際に、退職金などのまとまったお金を預け入れるときには、銀行の方からも金利の上乗せの申し出があると思います。ないようなら、こちらから「金利の上乗せをしてもらえないか」と、相談してもよいでしょう。
また、独自の退職金プランを打ち出している銀行もあります。
三井住友信託銀行では、退職から2年以内の人を対象に、退職金特別プランの利用が可能。投資運用コースは預入期間3カ月の定期預金は、なんと年7.0%。預入期間1年では年1.8%です。ただし、三井住友信託ファンドラップの契約が必須となり単純な定期預金ではありません。また、500万円以上の預け入れが必要になりますので注意が必要です。
●参考
三井住友信託銀行「退職金特別プラン ご退職予定者向け特別プラン 投資運用コース」
https://www.smtb.jp/personal/saving/second-life/investment#anc-01
まとめ
退職金はまとまったお金です。預け先を金利で選ぶのもよいのですが、しっかりと相談に乗ってくれる銀行を選ぶのも手です。銀行によっては、資産運用のアドバイスなども受けられます。預け先を決める前に、一度、相談してみては!?