Q:コロナで自宅療養した場合にもらえる入院給付金は、5月8日で支払いが終了する?
「コロナで自宅療養した場合にもらえる入院給付金は、5月8日で支払いが終了してしまうのですか?」(匿名希望)新型コロナ感染症が対象の保険金の支払いはいつまで?
A:保険会社は5月8日以降、「見なし入院」を入院給付金の支払いの対象外とする発表をしています。加入している保険会社に確認してみましょう
2023年(令和5年)5月8日以降、新型コロナウイルス感染症の分類が「5類感染症」へと変更されるという方針が厚生労働省より公表されました。コロナにかかって医師の指示のもとでホテルや自宅療養をした場合、65歳以上の方や妊婦など、重症化リスクが高い人は「見なし入院」として保険会社から保険金(入院給付金など)が支払われていました。生命保険会社の各社は、2023年(令和5年)5月8日からは「見なし入院」が入院保険金の支払い対象外となることを発表してます。
ただし重症化リスクに関わらず、医療機関に入院した場合は、5月8日以降も、入院給付金の支払いの対象となります。
また保険会社によっては、2023年(令和5年)5月8日以降に、新型コロナウイルス感染症を直接の原因として死亡・高度障害になった場合について、災害死亡保険金や災害高度障害保険の支払い対象外とする場合もあります。
自分が加入している保険会社の5月8日以降の対応について、不安がある場合は、加入している保険会社に確認してみることをおすすめします。
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監修・文/深川 弘恵(ファイナンシャルプランナー)