お金が貯まる人は銀行にいる時間が長め
最近では、わざわざ銀行の店舗に立ち寄ることなく各種取引ができるため、圧倒的に銀行を訪れる機会が減ってきています。たとえ銀行を訪れても、短時間で用事だけを済ませてしまうでしょう。しかし、お金が貯まる、貯金額が伸びる人の場合には、銀行を訪れたときには、滞在時間が長めの傾向にあるように思われます。
滞在時間が長い理由は、「店頭に導入されている各種機械がどのようなものなのかチェックする」「各種案内に目を通す」「店頭で手続きをしたときには取引に関連することについて質問する」などを行っているためです。
用事が終わったなら早く帰ればよいと思うかもしれませんが、店頭に出向いたからこそ気付ける情報もあります。お金が貯まる人は、銀行へ行くことを「せっかくの機会」と捉えて、積極的にお金に関する質問をしています。
お金の流れを把握、マメに記帳している
通帳の記帳が面倒で、かなり長い間放置している人もいます。長期間放置してしまうと入金・出金がまとめて表示されるだけですので、お金の流れを把握することはできません
一方、お金が貯まる、貯金額が伸びる人の場合、どこからいくらお金が入ってきたのか、どこへいくら支払ったかを確認しますので、マメに記帳している人が多いようです。ネットバンキングを利用している人も、お金の流れをチェックしています。
貯金残高はもちろん、入金の遅れに気付くことができますし、無駄遣いの有無なども確認できます。お金の流れをチェックするだけで自然と貯金に意識が向き「もっと貯金を増やそう」とモチベーションが上がることも。通帳の流れを確認するだけで、意識が変わるってスゴイことですよね!?
ここでは、2つの事柄を中心に元銀行員の筆者が解説してみました。いずれの行動からも分かるように、お金に対して前向きであり、積極的に向き合っていることが分かると思います。お金を貯めたい、貯金額を増やしたいなら、お金の流れに関心を持つことから始めてみましょう。